ノー・マンズ・ランド

824 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/13(土) 17:49:11
昔見た外国の戦争映画(多分)の話
ある廃屋のある場所がその戦場の攻守のポイントになるらしく、そこを取り合っていた
当初はA部隊がそこを占拠していたのが、敵が隙を衝いて攻撃
敵はうまく廃屋をとったのだが、敵の隊員のひとりがある作戦を提案する
「このA部隊の死体の下に地雷を仕込めば、これから助けに来る残りのA部隊も討ち取れる」
確かに外傷の少ない死体 ぱっと見は負傷して倒れているだけに見える
そして敵は地雷を仕込み、A部隊の仲間が来るのを廃屋に隠れて待った
ところが死体を持ち上げる前に敵はA部隊に捕まってしまった
すぐそばで地雷を仕込まれた死体
けれどA部隊はそれが死体とは思わない 助けようと近づいて、敵が叫んだ
「やめろ、動かすな!その下に地雷がある!」
巻き込まれれば死ぬ距離だ
「死体に地雷とはなんて卑怯な!」A部隊は怒った
そこで最悪なことに、死体だと思っていた仲間がうめき声をあげつつ目を開ける
実は生きていたのだ 仲間の姿に安堵して起き上がろうとするが起き上がれば地雷が爆発する
A隊員たちは地雷を仕込まれた仲間をなんとか救おうと本隊(?)に連絡
しかし上はしぶがり救出に動こうとしない。そのうちテレビ報道などがあり大事になってきて
やっと地雷除去の専門家が登場 
だが努力も空しく仕込まれた地雷は、一度セットされると二度と除去ができない代物だった
結局最後は地雷を仕込まれた仲間ひとり置いて、その戦場を去って終わり

ところどころ違うかもしれないが、大体こんな内容 誰も救われない映画だった

 

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