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235 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/02(金) 17:51:09
じゃ以前読んだ、ショートSFから。
ある男が逮捕された。罪状は殺人。それも大量殺人だ。
だが男は必死に訴え、否定する。男のした事はこうだ。
男は、コンピューターのプログラマーで監視者だった。
だがある時、ほんのケアレスミスで、データの消去ボタンをクリックしてしまったのだ…
コンピューターの中にあったのは、何万人という人間たちの「意識」。
これは、死後にその人の記憶を取り出して、お望みの世界の情報をプログラムした世界を入力し、
契約年数分の幸福な余生を送ることが出来ますよ、というサービスだったのだ。
気の遠くなるような刑罰を言い渡され、泣き叫ぶ男。
俺の消したのはただのデータだ、人殺しなんかしていない、と……。

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