我が社のサービス

914 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/14(水) 02:17:59
知人の元同僚(仮にA、当時22歳女性)が訪問介護をしていたときの話。
後味っていうより胸糞悪い系のかもしれないので、苦手な人はスルーお願い。

Aが勤めていたのは有料の高齢者用介護マンションだったが、
その会社が訪問介護の部門を立ち上げた。Aは自ら希望してその部署に移動した。

実はその会社の訪問先はほとんどが「訳アリ」で、
とにかく金に糸目はつけないので・・・的な依頼を受けていたらしい。
当時のAはもちろんそんな事情は知らない。
会社からは、「大変だけどやりがいのある仕事だよ」と勧められてその仕事を始めた。

Aの担当は半身不随の60代の女性の完全介護(休日以外は朝から夜まで)だった。
旦那さんは既に他界されていて、18か19歳ぐらいの自閉症の息子さんがいた。
立派な屋敷に住んでいて金銭的には不自由はないが、
自分が介護マンションに入ってしまうと、息子を連れて行くことができない。
40歳を過ぎてやっとで授かった息子なので、どうしても手元に置いておきたい、
ということで、在宅で介護を受けることになったという。

女性はとても優しく気さくな人で、Aも一緒に過ごしていて楽しかったという。
ただ息子は甘やかされて育ったせいもあってわがままだった。
Aが介護を始めた当時は仕事に通っていたが、しばらくすると
仮病を使って休むようになり、そのまま仕事をやめてしまった。


915 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/14(水) 02:19:05
家に篭るようになってからは、一日中Aの後をついて回る。
中腰で作業するAの尻を触ったり、後ろから抱き付いて胸を鷲掴みにしたり、
徐々にエスカレートし、抱きついたまま股間を押し付けてくる。
知能は幼児並だが、体力は年相応なので簡単には振りほどけないし、
下手に怒る訳にもいかない。女性が窘めるとしばらくはやめるが、同じことを繰り返す。
Aはだんだん怖くなってきた。

ある日、女性が日課の昼寝をしたときのこと。
Aが女性が寝たのを確認して振り返ると、そこに息子が立っていた。
下半身裸で、Aをじっと見つめている。
Aが驚いて動けないままでいると、背後から寝ていたはずの女性が声をかけてきた。
「○○(息子)ちゃんは、一生女性とお付き合いすることができないかもしれないの。
 それに私が死んでしまったらひとりぼっちになってしまうのよ。
 Aさん、お願いだから○○ちゃんとずっと一緒にいてあげて・・・。」

Aは無我夢中で女性の家を飛び出した。
どうしていいのか分からず、とりあえず会社に電話をかけた。
電話の相手(出たのは事務だった私の知人)に事情を話すと、
電話は社長に取り次がれた。そして社長からの返事はこうだった。
「Aさん、どうしちゃたの?しっかり者のAさんらしくないなあ。
 ちゃんとしてくれないと困るよ。全部ひっくるめて我が社の『サービス』なんだからさー。」

Aは色々とあったがその会社を辞め(私の知人もその一件で一緒に辞めた)、
今は別の老人ホームで働いているが、不眠や不安感、男性恐怖症で苦しんでいる。


917 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/14(水) 03:10:32
ん?ただのヒッキーじゃなくて、
知能は幼児並みだけど仕事に通うことが出来て且つ
仮病を使うと言う浅知恵も使うことの出来る
ヒッキーだったのか?
そこら辺がちょっとワケ分からんな。

918 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/14(水) 03:16:25
>>914
良く聞く話だなぁ。
こんなのがまかり通るなんて、介護って怖いね。

マジレスしちゃった?


920 名前:914 投稿日:2006/06/14(水) 04:27:34
>>917
ヒッキーじゃなくて自閉症。
仕事っていっても軽作業みたいなことだと思う。
養護学校卒業したら大抵の人は就職する。
仮病っていっても「お腹いたい」程度だと思う。連絡はAがいれていたらしいが。
自閉症の子は同じことの繰り返しは得意な子が多い。
単純作業もあきずにやるし、ひとつのことに興味をもつとそのことに集中し続ける。
一回仮病で休めると分かったら毎日でも仮病を使う。

あと、TVやDVDの操作ぐらいだったら一人でできた。
Aが非番の日は男性の介護士が担当になっていて、
母親に頼まれて、アダルトDVDを借りてきて観せてたらしい。
1日中DVD観て、その後はしばらくはサカリが治まる。
あくまで「老人介護」の会社なんで、そっちは適当にやってたらしい。

元々聞いたのはもっとエゲツない話だったんだけど、
ここオカ板だし、そこは割愛して書いたつもり。聞いたときは吐き気がした。
私の知人はずっとAから相談を受けていて、社長とAのやりとりも
全部知っていたんで怒って辞めたと言っていた。

>>918
よくある話なの!?そっちの方がショックだ・・・。

>>919
社名は聞いてないんだけど、大手ではないことは確か。
そこの社長は典型的な拝金主義のベンチャー社長って感じの人らしい。


923 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/14(水) 06:14:45
>>914-915
でも逃げることが出来たのは不幸中の幸い…。と思ってしまいました。

そんなところは、辞めて正解です。


931 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/14(水) 12:17:52
>>920
918が言う「よくある」っつーのは依頼者側の話だと思うよ。
会社がそれ込みでサービスなんてありえん。
でも依頼者は介護サービス=お手伝いと思ってる客が大勢いる。
サービス内容にない家事を手伝わせたり、家族に向かっては出来ない八つ当たりをしたりする。
爺客の中にはセクハラしてくるやつもいる。
客からすると、介護サービスは身分の低い召使いみたいな意識があるんだろう。

そこんとこ、「人を使う」ってことに慣れてない日本人気質がよく出てる。
海外だと裕福だとベビーシッター雇ったり掃除係雇うのは日常的だけど、
日本ではよっぽど金が余ってない限り自分でやるからね。


932 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/14(水) 12:23:52
>>920
福祉の仕事ってセクハラが必ずついて回ると思うんだけど、目指すに
当たってそういうことを微塵も考えない人っているんだよね。
誰か早いうちに教えてあげてくれって思う。
社長も酷いけどAも甘いんじゃないかな。
あとエロDVD借りさせるのは男にやってもセクハラだよね。

946 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/14(水) 18:42:08
>932
老人介護でケツ触ったりくらいのセクハラがある事を説明するのはまあ分かるが、
レイプされそうになるのも覚悟しろなんて事はちょっと言えないと思うんだが。

他の職場では何ともないんだろうかねえ


947 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/14(水) 18:55:05
障害者向けのデリヘル嬢か風俗嬢だかいるよね。
つうか、それこそダッチワイフでも買い与えればどうなんだろう。

それはさておき、その社長頭おかしいな。
訴えてやることもできたんじゃないか?