おにひめさま(さねとうあきら)

460 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/06(火) 19:28:10
部室の本棚にあったお話。
「鬼姫さま」といってたと思う。

昔、あるところにそれは美しい姫がいた。
その姫はとてもワガママで、もうすぐ嫁にいく歳だというのに、一向に行く気配はなかった。
そして、都の大臣との結婚が決まる。
春になってから、都に行く予定だったのだが、姫のワガママでいますぐ(真冬)行くことにする。
姫を担いだみこしは雪山に向かった。
この山を越えれば、都だ。


461 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/06(火) 19:35:23
しかし、山は吹雪が酷く、家来は城に帰ろうという。
けれど無理やり進めさせる姫。
結局行く事に。
この山には、鬼が住んでいるという噂だったのだが、山の中盤にさしかかったところ、鬼に会っちまう。
家来は全員食い殺され、姫は気絶。
気が付いたら姫は山小屋の中にいた。そばには老夫婦。
話を聞くと、門のわきに姫が倒れてたとか。
老夫婦は姫にさし上げるご馳走のことで悩み、結局自分達が可愛がってたナマズを料理することに。
「可愛かったけど仕方ないねえ」
「一思いにいかせてやろう」
しかし、この老夫婦の会話を聞いてた姫はパニックに。自分が殺されると勘違い。
姫は、老夫婦を殺す。鬼と罵られ、実際、姫は鬼のような顔になった。
そこへ、あの鬼が現れ、姫をさらう。
「せっかく助けてやったのに。あの夫婦はお前に食べさすご馳走のことを言ってたのに」
そう言いながら、姫を犯す鬼。
姫の頭には人殺しの象徴の二本の角が生え、姫は鬼姫と呼ばれるようになった。

463 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/06(火) 20:08:44
>>460-461
>そう言いながら、姫を犯す鬼。
なんだか俗っぽい鬼だ。
食えよ。

482 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/06(火) 22:35:16
>>461
>老夫婦は姫にさし上げるご馳走のことで悩み、結局自分達が可愛がってたナマズを料理することに。
>「可愛かったけど仕方ないねえ」
>「一思いにいかせてやろう」
>しかし、この老夫婦の会話を聞いてた姫はパニックに。自分が殺されると勘違い。
>姫は、老夫婦を殺す。

この部分って定番なの?最近別の漫画でも同じような設定みたな


483 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/06(火) 22:37:29
鬼がさらうのは女で、天狗がさらうのは男の子なんだと。
同期はどっちも猥褻目的。

485 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/06(火) 22:40:02
>>482
題名忘れたけど民話にそんなシチュエーションのがなかったっけ?
「半殺し」がどうとかいうやつ。

486 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/06(火) 22:50:30
>>485
私はそっちの話が先に思い浮かんだ。
老夫婦が「半殺しがいいかねえ」「いや、本殺しだべ」と夜な夜な
話し合っているのを聞いて、一夜の宿をもらった旅人(?)が慌てて逃げるんだけど
実はおはぎの餡の具合の話をしていたという。
こっちはほのぼのとした和み話だね

 

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