ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 白い小さなロケットがおりた街(別役実)

464 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/07/11(火) 18:11:58
短編集で読んだ話。
ある街の電波塔で、今までになかった種類の電波が受信される。
街の技術者たちが全力で分析した結果、どうやらその電波は助けを求めているような内容だということが分かる。
皆で探しに行くと、街のはずれに1台のロケットが墜落しているのが見つかる。
その間も受信され続ける電波。
早く中の操縦士を助けなければ、と技術者達はロケットを取り囲むが
ロケットのドア?ハッチ?がどこにも見つからず、開け方が分からない。
とりあえずロケットを破壊しよう、と着々とロケットを壊し続ける技術者達。
しかしハッチは見つからず、出てくるのは配線やら機械だけ。
中枢部分が見つかるまで、ただひたすらロケットを壊し続ける。
半分ほどロケットを壊しても、操縦士はどこにもいない。
そんな中、塔にいる技術者から「電波が途絶えた」という連絡が入る。
みんなで塔へ戻って受信電波を確認してみると、発信された電波は助けを求めているものから
悲鳴、絶叫、断末魔のようなものにだんだんと変化し、とうとう途絶えてしまっていた。
最初からロケットに操縦士なんかおらず、ロケットそのものが助けを求めていたのだろう
生きているロケットだったのだろう…この街に不時着して、必死で助けを求めてたんだろう…。

★新一か別役実だった気がする。


465 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/07/11(火) 18:14:42
忘れてたが、確か壊してる途中に
油(燃料?)がドバーと噴出してくる描写もあったな。
技術者の一人が「あれは彼の血液だったんだろうな」とか言ってて(‘A`)

 

淋しいおさかな (PHP文庫)
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