ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その52 » まほらば(小島あきら)

182 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/09(水) 09:50:50
「まほらば」のヒロイン梢ちゃんの両親の話。
多重人格という設定があり、作中ではギャグにしか使われていなかったが、
その原因が鬱な出来事のせいであろうという予想は前々からなされており、
最終回近くになって遂に判明。

梢は幼い頃、両親と母親の祖父(梢の曽祖父)と一緒に、曽祖父の家で暮らしていた。
両親の仲は悪く、曽祖父が梢をかばい、可愛がっていたが、10年前、その曽祖父が死去。
葬式の日、曽祖父に恩のあった男・灰原が尋ねていくと、葬式の当日だというのに
喧嘩をする梢の両親と、涙をこぼす梢の姿がある。それが恩人の孫娘夫婦とひ孫
であるとは気付かなかった灰原だが、数ヵ月後になってその事に思い当たり、
胸騒ぎを覚えてすぐさま曽祖父の家を訪れた。
夜、まだ早い時間だというのにその家は灯かりもともさず静まり返り、玄関には鍵も掛かっていない。
恐る恐る入っていくと、お菓子の袋の散乱する真っ暗な部屋の中、げっそりとやつれ、
目の虚ろな梢の姿を発見する。よく見れば、体のあちこちには虐待されたと思しきアザまであった。
灰原がなんとか聞き出したところでは、両親は葬式のしばらくあとの夜、ケンカをして
二人揃って家を出て行き、それっきり帰ってこないという・・・。

で、話はここまで、以降梢の両親は10年経っても戻ってくることはなく、
なぜ家を出て行ったのか、なぜ梢だけを残していったのか、どこへ行ったのか、
今何をしているのか、虐待は本当にあったのかといったことは一切不明のまま連載は終了。
物語自体はハッピーエンドなのだが・・・。
この家には古井戸があるため、実はそこに沈んでいるのではという説もあるw

 

まほらば(12) (ガンガンWINGコミックス)
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