るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-星霜編
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354 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/12(土) 11:16:18
- しかもその後出たOAVで主人公とヒロインが
梅毒らしき病気で死んでしまうのが更に後味悪い
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355 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/12(土) 12:08:09
- 何それ?という人の為に言っておくと、「星霜編」の事な。
ググってそれでも分からなければ、ここに質問しにこい。
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358 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/12(土) 13:20:11
- 「星霜編」
主人公の剣心が使っていた飛天御剣流は、最強の剣法である反面
恵まれた体躯と強靭な肉体が必要な剣術。
しかし剣心は女みたいな優男にもかかわらず習得し、
数々の激戦を繰り返した結果、最終的には御剣流を使えなくなる。剣心の頬には大きな十字傷があり、それぞれ一本づつ、
過去に殺めてしまった元妻と元妻の婚約者に付けられたもの。
強い思いを込めて付けられえた傷は、その想いが晴れない限り消えることがないと言われており、
剣心は自分の罪は消えていないと考えている。
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359 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/12(土) 13:21:59
- そんな原作最終回から数年後、ヒロインと夫婦になって一子をもうけたが
家に留まることなく、日本全国津々浦々を人助けの旅に出ていた剣心。
その放浪の末に梅毒にかかる。
(一説によると病人の傷口から膿を吸い出したことが原因とか言われてた)
家庭を顧みない父に反発して息子は家出。妻は静かに暮らして欲しいと願うが、元維新志士で影で日本を救った
英雄を政府がほおって置くわけはなく、日清戦争へ送り込む。
「人を殺すため」ではなく「人を救うため」ならと、大陸へ渡ることを決意する剣心。この時点で剣心は全身を病に蝕まれて体は紫に爛れている。
過去に維新派の殺し屋として大勢の人を殺した贖罪として、人助けを続け、
また過去の罪に苦しみ続ける剣心を想い、少しでも苦しみを共有したいと
大陸への出発前に感染する覚悟でセックルをする。
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360 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/12(土) 13:24:52
- そんなこんなで剣心を乗せた船は出港するが、嵐で沈没。
大陸に流れ着いたときには脳にまで菌が進行して、まともに喋れない生きる屍状態になる。
かつての盟友である佐之助に助けられて、ほんの少し体力回復した後に日本行きの密航船にて帰国。
未だに意識がはっきりしてるかどうかわからない状態でフラフラと妻の待つ家へと歩き出す。
妻は妻で出発前の夜に梅毒に感染しており、こちらも末期状態。
ニュータイプのごとき直感で剣心が帰ってくることを感じ取り、往来へと歩き出す。
互いの姿を確認しフラフラしながら熱く抱擁。川沿いで剣心を膝枕しながら出会った頃の思い出を語り、黄昏る二人。
視線を落とすと、剣心は眠るようにして息を引き取っていた。
そして彼の頬から十字傷が消えていることに気付くヒロイン。
「やっと・・・消えたね・・」と微笑みながらヒロインも事切れてEND
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363 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/12(土) 13:38:15
- 結局こういうひどい死に方をしないと剣心の罪は消えなかったって事?
しかしヒロイン、一児の母が心中みたいなことしちゃいかんな。
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364 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/12(土) 14:08:31
- いやこれ確か和月監修とかじゃなかったっけ?
本人エヴァオタだから劇場版エヴァみたいに皆アボンで終わらせたかったんだけど
人気が出過ぎてそんな鬱ENDは編集からストップがかかった
だからOVAで出来て、嬉しい、とても気に入っているとか何とか本人がコメントしてた気がする
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365 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/12(土) 14:08:44
- なんてーか、純文学気取りで作った「綺麗な死に方」を求めて作ったら
迷走しちゃいましたって作品だね。
ギャグ要素ゼロで、ヒロインなんか性格変わりすぎ感が否めないところが
別作品ぽさを出している一端だと思う。