銀河鉄道999(松本零士)
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939 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/04(月) 19:54:02
- 唐突に思い出したんだけど、超有名な銀河鉄道999。
漫画で読んだやつなんだけど。うろ覚えですがひとつ。その星では、カゲロウのような種族と、ロボットが戦っている。
とはいえ、ロボットのほうがばらばらにされて積み上げられているので、
実質上戦闘しているわけでもない。
で、哲郎はさらわれてロボット側のリーダーにされる。
メーテルはメーテルで、カゲロウのほうに協力を依頼される。哲郎はバラバラになったロボットたちに「早く俺たちを組み立てろ!」
とかせっつかれたりしている。
メーテルはメーテルで、カゲロウ側に、
「ロボット側に新しい指導者が現れたので、私たちのかわりに戦ってほしい」といわれてる。
「あなたがたは?」って聞いたら「私たちは誰かにお願いするだけです」メーテルはお断りして哲郎を迎えに行くと、
哲郎もロボットにうるさく言われてイヤになっているところ。
さっさと役割を放棄してまた999に乗って旅を続けるのでした。ロボット側もむかつくんだけど、カゲロウ側の人頼みのみってどうなのか。
でもなんだかこういうやつって多いいよなぁと思ってみたり。
弱者であることを盾に、何もしない以上のものを得ようとする。
あぁ、ヤダヤダ。
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940 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/04(月) 19:56:37
- >>939
まあ、松本世界では「自ら行動しないものは滅びる」がよくあるパターンだからなあ。
無駄に他人便りな種族や、横柄に命令だけする種族は出てくるね。
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951 名前:五位鷺 ◆Emjcf.lfLU 投稿日:2006/09/04(月) 23:00:14
- 999は後味悪いの多いな
自分も999より一つ。とある星に行き着いた鉄郎とメーテル。
そこには一組の母娘だけが住んでいた。母はもう腰も曲がる位の歳。
娘、花子は年頃やや後半の女性だが…鉄郎も引くくらいの醜女だった。
しかし母娘共々、花子は絶世の美人だと思いこんでいるのだ。
そして花子は鉄郎に一目惚れする。熱烈に婚約を迫られる鉄郎。
なにを勘違いしているのか自分の美貌に自信がある花子に、
鉄郎はモーションをかけられまくり、彼は冗談じゃねえと逃げ回る。鉄郎は母により、花子は花のようにかわいいから花子という名前なのよ、と聞く。
そして数年前の花子の写真を見せてもらった。
写真に映っているのは、本当に絶世の美女だったのだ。
しかしあれよこれよと歳を取るに従い、花子はすっかり美貌の面影すらなく醜くなってしまった。
しかしその星は二人だけの世界。閉鎖された空間で母娘、花子がいかに醜くなったかと言うことを知らなかった。
花子が美女だという自信はそこから来ているのだ。
すっかり結婚する気の花子。
花子ならば鉄郎は喜ぶだろう、こんなに美しいのだからと母も自信たっぷり。
花子の脳内でも鉄郎との結婚は確定しており、母の横で恥じらってモジモジしている。
これはヤバい。マジで結婚させられる。
あんなブスと結婚できるかと鉄郎は、もう発車時間だからとその星を去ろうとする。
花子はお願い、私と結婚して!この星に一緒に住みましょう!と泣きながら鉄郎を走って追う。
ずっとずっと、彼女は鉄郎を追いかけた。しかし鉄郎にはその涙が美しく見えることは無かった。
鉄郎は捕まるまいと列車に乗り込み、体を崩して号泣する花子、そして母を星に残し、その星を後にした。昔の話は醜女が傲慢なキャラで尚且つ救われない不幸な話が多いな
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953 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/04(月) 23:03:58
- 娘がなんで醜くなったかしりたい
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955 名前:五位鷺 ◆Emjcf.lfLU 投稿日:2006/09/04(月) 23:12:32
- >>953
特別原因はなかったと記憶している
閉鎖しきった空間で美を比べるものがなく、美意識が育たなかったから必然的に衰えて行ったのではと勝手に推測。
シメのナレーション(アニメの方だったから)が、周りの見えない二人だけの世界の思い込みは怖いねえってオチだったから
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974 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/05(火) 02:49:55
- >>951
似たような話なかったっけ?もしくは同じ話・・・??たしか女の子は美人だったけど、働きすぎですっごい老けてしまったという設定だった気がす。
鉄郎を選んだ理由は、鉄郎がシャワー浴びたてで清潔な石けんの香りがしていたから。たしか祖国の母親を安心させるために、鉄郎に婚約者役を演じてもらっただけだけで、
強制結婚とかじゃなかったと記憶してるんだが・・・?
こっちの勘違い?汗999は後味悪いの結構多い。
星中にひろがる毒花燃やして、星の住人救ったはずなのに人柱にされて処刑された一家の話。もうひとつ、恒星が付近にないため、真の闇につつまれた惑星のお話。
暗闇の中、お互いの目の光だけで生活していたのだが、ある住人の一人が人工太陽を作り上げ、打ち上げる。明るみになった彼らの顔はものすごい美形な顔で、鉄郎も思わず見とれてしまっていた。
だが次の日、星の住民の99%が死んでしまった。理由は自殺。なんと皆は、自分の顔の醜さに自殺をしてしまったのだという。
地球でいう「美形」と、この星でいう「美形」はまった正反対の意味合いであったのだ。住民の一人が哲郎を殺そうとするのだが、けっきょくは殺せずに逃げ去ってしまうという一面があるが、
メーテル曰く、その星では鉄郎の顔はものすごい美形だということ。その話の終わりに、四角が円の世界も有れば、三角が四角の世界もある・・
みたいなことを書いてあったのがとても印象深かった。
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975 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/05(火) 03:11:13
- 999は基本的に傍観者の目線の話だからね。ある星の人たちとどれだけ関わろうと
999の発車時刻が来ればその星を離れることになる。
重い課題を背負っている星ではどうしても後味悪いエピソードが多くなるよ。ところで、俺も>974の話しか思いつかなかった。TVオリジナルか改変した話なのかな>951
星そのものがおいしい物質で出来ていて、それを切り売りすることで経済を成り立たせていた星が
そのうち全部食い尽くされて消滅した、とか、一瞬で星が破壊されたので住人全員幽霊のまま
死んだことを全く自覚せずに普段通りの生活を続けている星とか、他にも妙に鬱になる話が多かったね。
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976 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/05(火) 03:13:20
- >メーテル曰く、その星では鉄郎の顔はものすごい美形だということ。
鉄郎にとってはものすごく後味の悪い話だね。
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977 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/05(火) 03:13:36
- ということはメーテルはその星では
ものすごいブスということに・・・・?
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989 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/05(火) 10:00:34
- 銀河鉄道999は鉄郎やメーテルがたまに星の社会に影響を及ぼしてしまうのが後味悪かった。
メーテルはともかく鉄郎は一日しか立ち寄らないのに表面だけ見てその星を知り。
自分の価値観で行動する事があるから。
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990 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/05(火) 10:07:59
- 鉄郎はともかくメーテルは何往復もしてんじゃなかったっけ?
そうするとメーテルの性格が後味悪い・・・
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991 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/05(火) 10:19:06
- 「銀河鉄道に乗りませんか?」って勧誘して、
鉄郎以外の何万人もの若者を、ネジその他惑星
メーテルを構成するパーツに変えて来た女ですよしかも、最後に惑星メーテルが崩壊したのは彼らが
意思を残してて、何かあればすぐにでもバラバラに
なれるようになってたから、ってことだけど、それってつまりメーテルが因果含めて自発的に部品になってもらってたってことで・・・
騙すよりそっちの方が後味悪いよな