ホーム » 小説 » 小説/か行 » ガリバー旅行記(ジョナサン・スウィフト)

523 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/12(火) 12:23:31
ガリバー冒険記を最近読み返したんだけど、幼い頃の記憶と違ってて驚いた。
とにかくラストが酷い。

旅を繰り返し、最後にガリバーがたどり着いたのは馬が支配する国だった。
そこでは人間によく似た野蛮人が荷物運び程度として飼われている。
馬達はとても理性的で、言葉を覚えたガリバーが文化交流目的で
イギリスの人間達の話(社会のことや、戦争のこと)を話すと気分を害し、
それでは汚ならしい野蛮人と同じだと言う。


524 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/12(火) 12:24:51
野蛮人は乱暴で猜疑心が強く、仲間どうしでも戦いや強奪を繰り返すうえに、
畑や家畜を襲う忌まわしい生き物だ。
野蛮人を見ているうちにガリバーは人間の本質に気付き、人であることが嫌になる。
そして理性的で穏やかな馬達の暮らしに惹かれていき、この国に永住したいと願う。
しかし、議会で野蛮人を一掃するべきだという案が上がり、ガリバーの泊まる家の主人はガリバーを帰らせる。
ガリバーは野蛮人と同じ性質をもつ人間社会には戻りたくなかった。
が、定住できる無人島を探すうちにポルトガルの船に助けられる。
優しくされるものの人間の体臭に吐き気をもよおし、イギリスに帰らされるのを危惧して自殺未遂する。
最後、イギリスへ戻ったガリバーが家族の前で気絶して物語は終わる。
なんか凄く救われないと思う…

528 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/12(火) 13:21:57
>>523
大体のガリバー旅行記ってのは、
子供向けで小人の国と巨人の国くらいしか紹介されないからな。
作者が当時の世相を皮肉たっぷりに書いたのがガリバー旅行記なので、
その二つの国からも結構な風刺を見る事ができるしな。
馬の国の他にも、ラピュタや不死の国、学者の国に日本まで行ってるからな。
ちなみに気絶した後にも続きはあって、どうにかこうにか家族と生活はできるようにはなるが
引き篭もりがちになり、家族との会話も少なく、晩年に一人書いたのがこの旅行記だった。
みたいな終わり方をしたはず。

 

ガリヴァー旅行記〈上〉 (福音館文庫 古典童話)(全2巻)
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あなたの知らないガリバー旅行記 (新潮文庫)(阿刀田高)
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