ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その54 » BASARA/タタラの死(田村由美)

776 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/16(土) 15:51:58
「BASARA」

舞台は一度文明が滅びた日本(地球規模で文明がリセットされたっぽい)。
日本は一部の力を持った者たちが他の者を搾取して生きる
王制となっており、王族に逆らう者たちが幾度も出た。
かつて、王家に反旗を翻した四人の若者は
今はまだ自分たちの勢力では王家に勝つ事はできないと知り、
四神の名を持つ4本の刀をそれぞれに分け合い、
子や孫の代には必ず悲願を果たそうと誓って別れた。

白虎の刀を受け継いだ男の子孫は砂漠の地で、
王の末子・赤の王に支配を受けながらも、先祖の意思を心に秘めていた。
彼らの希望の的であるのは少年・タタラ。
彼は男女の双子の兄として生まれてきて、
王家を滅ぼす運命の子供だと預言されていた。

だが赤の王の部下にあっさり首を取られるタタラ
絶望に陥る皆を奮起させるために、双子の妹の更紗は
兄の名を騙って白虎の村の人々を導き、
仲間を増やしつつ王家を討ち取る旅に出る。
運命の子供なんかじゃなくても、
自分の力で道は切り開けるのだと事情を知る人々は思っていく。

が、実は本当に運命の子供だと預言されたのはタタラではなく更紗だとわかる。
運命の子供はいずれ王家によって命を狙われる危険があるので、
本物の運命の子供・更紗の盾となるためにタタラは影武者に立てられていたのだった。
結局は己の力で切り開くとかじゃなくて、全て運命の成せる技かと思うと後味悪かった。
タタラは第1話でいきなり殺されるし可哀相だ。
結局最終的には更紗は王家を倒してタタラの名を返上して
更紗という少女として生きていく事になるんだが、なんかもやもやした

 

BASARA (1) (小学館文庫)
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