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865 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/14(土) 00:03:46
道徳の教科書で思い出した話。

主人公の少女の家は母親が働いているが
とても貧乏で学校で図工の時間があっても
いつも友達にクレヨンを借りている状態。

ある時母親がそれでもお金を工面して
少女の為に新しいクレヨンを買ってきてくれる。
とても喜んだ少女は図工の時間に早速机の上に
用意したところ、それを見たクラスの男子数人が
「お前は貧乏なのにクレヨンなんか持ってるわけ無いだろ~」
「クレヨン盗んだんだろ~」と囃したてて、少女のクレヨンを
勝手に取りだし乱暴に扱ってボロボロにしてしまう。
その間俯いたまま何も言えない少女。

その後授業が始まってぼろぼろのクレヨンで
母親の絵を描いた少女は、帰り道雨の振る中
泣きながら「クレヨンは盗んだじゃねぇ」と呟く話。

話の内容もだが挿絵の版画が陰気臭くって
さらに鬱だった。


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