ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その57 » あしたのジョー/金竜飛の過去(ちばてつや)

469 名前:1/2 投稿日:2006/10/22(日) 17:15:29
あしたのジョーの金竜飛の過去の話

子供の頃(竜飛は七、八歳)戦時中で父は戦争に参加、竜飛は母と二人で戦場を逃げ回った。
しかし母は空襲で竜飛の目の前で死んでしまう。
それから竜飛は一人で空襲を避けながら逃げ続けた。

そんなある日。
竜飛が歩いていると戦死した兵士の近くに食べ物が置いてあるのを見つけた。
戦争の影響でまともに食べ物を食べていない竜飛にとっては、ちょっとの食べ物でもご馳走にしか見えなかった。
竜飛がそれを持って行こうとすると、誰かの手が竜飛の背中を掴んだ。
さっきの死体だと思っていた兵士は生きていたのだ。
薄汚れた兵士は必死に竜飛にしがみついてきた。
竜飛は思わず傍にあった岩で何度も何度も兵士の頭を叩いた。
兵士は死んでしまったようだ。


470 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/22(日) 17:19:33
それから数時間後。数人の兵士達がその付近に現れ、捜索を始めた。
脱走兵を探しているのだという。
すぐに先ほど竜飛が頭を砕いて殺した死体は見つけられた。
見つけたとき、その兵士の中の上官らしき人物が話し始めた。
「彼は金青連という男で、今、戦場のどこにいるとも分からない、
食べ物もなく、飢えているであろう自分の妻と子のために、食べ物を与えたい一心で、
毎日のわずかな食料に手もつけず、それを持って隊を抜け出したんだ。
金にとって命よりも大切な食料を…だれがこんな風に殺して奪ったんだ!」

その話が終わるやいなや、竜飛はさっき食べた食料を突然すべて吐き出した。
それを見た兵士達は竜飛が犯人だと気づき、竜飛を殴りつける。
そんな中、竜飛は呟いた。
「金青連は…ぼくの父さんの名前だ…」
そう、顔も薄汚れていて分からなかったが、先ほどの兵士は竜飛の父だったのだ。
竜飛に必死にしがみついてきたのも、竜飛に何か言おうとしたからだった…

まぁこの漫画自体有名だしアレなんで、是非読んでみてください…


505 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/23(月) 01:10:20
>>470
その話に関しては、

金竜飛の凄絶な過去話に圧倒されて、一時は完全な劣勢に追い込まれる
矢吹ジョーだったが、金竜飛の「舞舞(チョムチョム)」に翻弄される中で、
彼自身の人生に関わるある人物の顔が脳裏をよぎった。
「食えないだと……、力石は食えなかったんじゃない。食わなかったんだ。
 俺との約束を果たすためにだ。俺のために死んだんだ」と
金竜飛の過去話を超えるものを、自分自身で見つけだし一戦を制す。

考えたら、金竜飛がジョーに自分の過去を話してなければ、葛藤そのものが成立しない話だし、
恨の国の人らしい正々堂々とは縁遠いエゲツなさだとしか、思えんかった。

 

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