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342 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/20(水) 21:49:23
ルース・レンデルは本格推理も描いてるけど、異常心理物が後味悪くて面白い。

「ロウフィールド館の惨劇」

冒頭で、犯人と被害者は明かされている。
被害者はロウフィールド館の住人全員(親と子供…何人だっけ。うろ覚えですまそ)
犯人は家政婦のユーニス。

家政婦は実は文盲で、彼女にとってその事実は誰にも知られたくないことだった。
彼女が仕えていたロウフィールド館の住人は、実にいい人達だったのだけれど、
ただ一つ、彼女に買い物を頼むときにメモを渡すことだけが致命的だった。
最終的に文字が読めないことを住民に知られてしまった彼女は、
一家を惨殺し、家に放火して焼き尽くす。

たった一言「自分は文字が読めない」ことを告白すればよかったのに
(多分住民はそんなことで優秀な家政婦である彼女を蔑んだり解雇したりしない)
その事実がバレないことだけが、単なる個人的なコンプレックスの方が
一家を惨殺するより遥かに大事だった家政婦に後味悪い

…と思ったけど、改めて書いてて後味悪さより気の毒さを感じてしまった。


343 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/20(水) 21:52:29
>342
あれ、それ犯人に女友達がいたじゃん。どういう役割してたっけ?

後味悪い
(後味悪ければクリック)
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