ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その61 » 日出処の天子(山岸凉子)

875 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/03(水) 06:51:58
あらすじを書かないからいけないんだ!
というわけで日出処の天子のあらすじ

若き日の聖徳太子(以下、王子)と蘇我馬子の息子の毛人(えみし)がW主人公な感じ
聖徳太子の超人っぷり(10人の話を同時に聞いたり)は、
聖徳太子が超能力を有していたからではないかという設定になっている。

王子は幼い頃から人の心を読んだり、物を自在に動かしたりといった不思議な力が使えた。
仏の姿を見たり、ぼーっとしてたらいつのまにか意識が地球外へ吹っ飛んだりといった事もよくある。
そんでもって予知夢もよく見る。にぎやかに遊んでいた子供たちが、次の瞬間には屍と化す夢を。
はじめは意味がわからなかったが、それはやがて生まれてくる自分の子たちの姿だと理解するようになる。
超能力の副作用か王子は頭もいいし、年齢1桁にして達観しているところもあったが
普通の子供のように母を慕っていた。母の好きな花を見つけ、手折るとすぐに枯れてしまうので
咲いている場所まで母を案内しようとする。だが、花の上に弟がこけてしまい台無しになる。
弟を責める王子に対し、「転んで怪我をした弟より花の方が大事なのか」と憤る母親。
まだ能力を駆使できなかった王子は、無意識に弟を憎み、弟に石の雨を降らせてしまう。
王子の能力は母親から受け継いだもので(といっても母親の能力はごく薄いもの)、
だからこそ母親だけは王子の能力に勘付いており、すぐにその現象は王子がやったものだと気づいた。
母は更に憤り、そして恐れ、王子を放置して下の息子ばかりを溺愛するようになった。

どうせ将来女との間に子供をつくっても死んじゃう上に、母親は自分を憎んでくるしと、
王子は女性全体を嫌悪するようになる。そんな時、毛人に能力を知られてしまう。
毛人は驚きこそすれ、王子を芯から嫌悪する事はなかった。
共に崇仏派として排仏派と戦ったりするうち、王子は自分を受け入れてくれた毛人に恋心を抱くようになる。


876 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/03(水) 06:53:24
政略のために家を出されていた毛人の妹が帰ってきた。美しくなった妹にドキっとする毛人。
馬子は妹を大王に嫁がせようとするが、妹は非常に嫌がり、自殺未遂までして縁談を蹴った。
妹は家を出されていた頃に輪姦・妊娠・堕胎(冷たい川に漬かり続けた)という過酷な体験を経て、
男性を嫌悪するようになったのだった。ただ一人、兄である毛人を除いて。
その思いはやがて、恋愛感情に変わっていった。
一方毛人は、美人巫女に一目惚れ。だが彼女は、崇仏VS排仏の戦争の際に
蘇我が滅ぼした一族の巫女で、毛人に対してツンツンした態度を取る。
だが毛人の真摯な態度にやがてその態度も解れていく。
やっと相思相愛になったという時に、嫉妬した王子の陰謀により巫女は大王に嫁ぐ事になってしまった。

妹を通して巫女から手紙をもらう毛人。嫁ぐその前に逢瀬を交わそうとの事だった。
約束の場所に行き、暗闇の中で体を重ねる二人。終わって見ると、相手は巫女ではなく妹だった。
妹は兄恋しさに巫女からの手紙を改竄したのだった。
実の妹とヤってしまったという事実に怯え、そして一度も触れられぬまま巫女を大王に奪われる事に絶望し、
鬱状態で酒浸りな毎日を送る毛人。しかも妹は毛人の子を妊娠してしまった。
その上妹に縁談が舞い込む。相手は王子だ。王子の思いを知らない毛人は、
1番の友人に自分の子を身篭っている妹を送り込まなければならない事に苦悩する。
阻止しようにも王子は乗り気。王子は妹が毛人の子を身篭っている事を知りつつも、
政略的な狙いと、そして最愛の毛人の子の父親になれるからと知らぬふりをした。

やがて妹は嫁ぎ、出産した。ホモと超能力を除けばイケメンで文武両道な王子に次第に惹かれていく妹。
だが王子がホモである事を知ってしまう。王子は開き直る。どうせ夫婦そろって道ならぬ恋に燃える者だと。
「私はお前の兄にしか興味ない。おまえがこの先何人の男の子を孕もうと
 認知してやるから、私にちょっかいかけるのだけはやめろ」
と王子はクールに言う。自分は所詮誰の愛も得れないのだと妹は嘆き、王子の言う通りになる。


877 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/03(水) 06:54:00
色々あって大王を殺し、正妻は無理なものの巫女を嫁にする事にし成功した毛人。
王子が毛人と巫女の仲を王子が裂こうと裏工作をしていた事も明るみになる。
王子失恋。毛人は巫女と幸せな生活を育むが、巫女は病弱な身で、子を産んだ後に死んでしまった。

次の大王には王子をつけるべきだと言われていたが、王子はその座を額部女王に譲った。
そして王子は女王の補佐役になった。馬子は驚愕する。
今まで大王の補佐役は蘇我家が務めてきた。だからこそ権力を朝廷側のみが握るという事態は防げた。
だがこれでは、王子が蘇我家に取って代わったようなものだった。王子は名ではなく実を取ったのだった。
(政治面についてはここらで終わる。蘇我と王子のこれからの対立を匂わせて)

ふって以来、王子に会う事のなかった毛人は不穏な噂を聞いて王子に会いに行く。
噂は本当だった。王子は、元乞食で知的障害の幼女を嫁にもらったのだった。
綺麗な装いこそしているものの、よだれたらしまくりで見るからにアレな幼女。
だがその顔には確かに、王子の母の面影があった。
王子の中には母への憎しみと共に、どうしようもない思慕もまだ残っているのだと毛人は思う。
だが一度王子を拒絶した母や毛人にはもうどうしようもなく、
王子が幼女と共に黄泉路にも似た人生を歩んでいくのを傍観するしかなかった。
どうせこいつが生む子も死んじゃうんだよな、と思いながら王子は幼女の体をまさぐる。
よだれをまきちらしながら、意味もわからずにくすぐったくて笑い転げる幼女。
最後、恋に敗れて情熱の消えうせた王子はやる事といったら幼女と戯れるか仕事するしかないので、
投げやりになりながら「日出処の天子~」で始まる有名な手紙を書いた。


879 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/03(水) 07:25:16
腐臭満載な少女漫画はもう勘弁してください。

881 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/03(水) 07:40:24
毛人が異様にもてすぎなのが後味悪いな

884 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/03(水) 13:52:58
>>875-877
乙。分かりやすかった。

885 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/03(水) 14:26:28
キモすぎるよ。
ホモだの近親相姦だの。過激だから受けたんじゃねーの。
歴史上有名な人物を腐れ女が飛びつくようなキモイ要素満載で描いただけ。

892 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/03(水) 16:54:44
>>875-877
どうしてもギャグマンガ日和の聖徳太子思い出して吹いてしまう

 

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