幻想水滸伝
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891 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/03(水) 16:51:34
- ゲーム 幻想水滸伝より
主人公はA国に使える将軍の子息で、主人公には無二の親友がいた
無二の親友といっても戦災孤児だった彼を父が拾ってきたので、知り合ってからの期間は短い
ある日、どういうわけか親友がA国の王妃に呼び出される
実は親友は世界を統べる宝を持っており、王妃はそれを狙ったのだ
親友はそのまま捕らえ(殺され?)かけたが、どうにか満身創痍で主人公の屋敷へ逃げる
しかしせまりくる追っ手 逃げられないと悟った親友は主人公に宝を託す
打って変わって主人公が追われる身になる
主人公は訳も分からず逃げるうちに、悪政を敷くA国に対する反乱軍に加わることに
信頼していた部下の裏切り 父との死闘 教育係兼世話係だった第一の部下との死別
ストーリーが進むうちに、親友から託された宝の呪いを知る
持ち主に絶大な力と不老を与える魂喰いの紋章
持ち主に最も近い者の魂を食らう、死と破滅を招く呪いの結晶だった
その宝を託した親友の正体も、主人公に見せていたのは仮の姿(なのだろう)で
実は齢300歳という、得体の知れない人物だった
戸惑う主人公 宝の呪いは主人公を徐々に追い詰めていく
終盤になって捕らえられたはずの親友との再会 宝を返すはずが(選択によって返さないことも)
親友は王妃に魔法で操られており、最悪な形での別れとなる
親友の死 主人公はいよいよもって宝から逃れなれない運命に
最終的にはA国の帝王を倒し、新たな国を建国して平和が訪れるわけだけれども
呪われた宝を持つ主人公自身には安穏とした幸せに浸れるわけもなく、国を出て放浪の旅へゲーム自体は感動して「あぁ面白かった」で終われるんだけど、
大事を成し遂げた主人公が、よく考えれば家も家族も国も失ったっていう事実が後味悪かった