ホーム » 小説 » 小説/ま行 » 三つ編み(乃南アサ)

227 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/16(金) 21:35:03
雑誌か何かで読んだ短編集だったと思う。
あるアパートに引越ししてきた主人公。
男の一人暮らしなため、安い食べ物屋でもないかと探していると、家のすぐ近くに食堂がある。
若夫婦が営業している値段も味も手頃な食堂、主人公はそこの常連となる。
オーナーの若夫婦には、3,4歳くらいの娘がいた。
3,4歳ではあるけれど、とんでもなく大人びた雰囲気を持つ幼女の名はA。
雰囲気は大人びてるけど、幼女は幼女。夜の営業中にも食堂に顔を出して
仕事をしている両親に、泣きながらしがみついたりしていることも多かった。
人見知りが激しいらしく、客には無愛想な彼女だったが、
なぜか主人公には非常になつき、彼を「お兄ちゃん」と呼び、
若夫婦にも「こんなになつくんなら、営業中は面倒を見てもらえれば嬉しい」とも言われ
主人公はAの絶好の遊び相手となる。
休みの日には一緒に公園に行ったり、Aが家に遊びに来ることもしょっちゅうであった。
ある日、主人公の部屋へ彼女が来ているところへ、Aが遊びに来る。
彼女はAを可愛がるが、Aはどことなく彼女に対してよそよそしい。まるで嫉妬の目をしている。
ほんの小さな女の子が嫉妬なんてとんでもない、と主人公は思っていたのだが…。

228 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/16(金) 21:36:11
その翌日、主人公が遅くまで寝ていると、Aが家に遊びに来る。
上半身裸のまんまで寝ている主人公を見て、驚いたAは「どうして裸なの?」と聞く。
Aの大人びた目を見た主人公は、突如Aをからかいたくなり
「お姉ちゃんと裸で一緒に寝てたんだよ」と話す。
「裸で一緒に?!」目を見開いててびっくりするA「うん、裸で」意地悪な主人公
更に主人公は続ける「裸で寝ると気持ちいいんだよ」「ほんと?」目を輝かせるA。
ここで我に返る主人公。しかし女の子は完全に「裸で寝る」ということに魅せられてしまったようで
その場で服を脱いでしまう。そして言う。
「お兄ちゃんも脱いで?」
慌ててAに服を着せようとする主人公。
だがAは
「お兄ちゃんと一緒におねんねするの!」「A裸でお兄ちゃんとおねんねしたいの!」と聞く耳もたず、部屋を逃げ回る。
業を煮やした主人公は、Aにいい加減にしろと怒鳴り散らしてしまう。その主人公の怒声で怯え、その場で泣き喚くA。
その時、アパートの玄関が開く。そこに立っていたのは、Aを迎えに来た食堂若夫婦の妻―つまりAの母親だった。
その姿を見た瞬間、駆け出して母親にしがみ付くA。
呆然とする主人公、全裸で泣き喚いている娘を見て顔面蒼白の母親。
「お、奥さん、これには訳が…」声を絞り出す主人公の声も聞かず
「娘に何をしようとしたの!!」と悲鳴に近い声をあげて、娘を抱きかかえて母親が走り去って終わり。
うろ覚えの部分があるけど、こんな感じだった。

229 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/16(金) 21:41:40
自業自得m9(^Д^)プギャーーーッとしか思えない

230 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/16(金) 21:49:36
だな
てか彼女に嫉妬のくだりイラネー

268 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/17(土) 17:39:11
>>227-228
それ、乃南アサの短編だったと思う。
自分も文庫で読んだことある。

 

トゥインクル・ボーイ (新潮文庫)
トゥインクル・ボーイ
(新潮文庫)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...