ホーム » 小説 » 小説/た行 » 定年食(筒井康隆)

872 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/01(日) 04:47:37
確か筒井康隆のショートショート。題は忘れた。

ある会社員が定年を迎えた日。「もうお別れですね」と慕われていた社員たちからとても惜しまれる。
帰りに近いうちに同じく定年になる同僚と、近くの喫茶店に寄ると店主の気が触れていた。
「例の法律が自由業にも適用されたからな」と納得する主人公に同僚は「逃げませんか」と持ちかける。
主人公は「若くないから無理」と断るが、同僚は「こんな事は間違っている。私は一人でも逃げる」と去る。
自宅に帰った主人公を妻と、普段は寄り付かない子供たちが出迎える。
勧められるまま風呂に入り白い浴衣に着替えた主人公を宴がまっている。
主人公が酒を飲み気分が良くなったところで、包丁を持った・・・・
あとは淡々と主人公を分ける家族たち。子供が「脛を齧るのは子供だから、私が貰っていくね」なんて言ったり。
最後に妻が残った陰部をみて終わるだったと思う。

要するに人口増大の為、一定年齢以上の人が対象のカニバリズムを復活させたお話。
「此処が旨い」からと取り合う子供たちや、お裾分けをねだりに来た近所の人たちがより後味悪くさせた。
うろ覚えだけど、逃げないように子供が喫茶店の外に迎えにきていたと思う。


879 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/01(日) 10:01:23
>872
それは「定年食」だったとおも。
自分は、その主人公はそういったことを受け入れていたと思ったから後味悪いことは無かった。
不味くならないようにいろいろ気を使ってたり当日も楽しく酔っぱらえるように心がけてた。

983 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/03(火) 01:24:12
ちょっと気になったんだけど>>872の話の世界では専業主婦はどうするんだろう?
子供が巣立ったら役目終了なのかな。

 

驚愕の曠野―自選ホラー傑作集〈2〉(新潮文庫)
驚愕の曠野―自選ホラー傑作集
〈2〉(新潮文庫)
メタモルフォセス群島 (新潮文庫 つ 4-12)
メタモルフォセス群島
(新潮文庫)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...