ホーム » 小説 » その他書籍 » インディアスの破壊についての簡潔な報告(ラス・カサス)

353 名前:1/3 投稿日:2007/04/08(日) 18:12:36
ここで、とびきり後味の悪いのを一つ。

出展はラス・カサスの『インディアスの破壊についての簡潔な報告』

『インディアスの破壊についての簡潔な報告』は、
インディアス(アメリカ大陸および西インド諸島)に入植に赴いた
スペイン人キリスト教徒によるインディアスの虐待について取り上げたもの。

今回はそのうち「エスパニョーラ島について」の部分を参照。
まとめるの下手なんで、読みづらかったらすまん。

エスパニョーラ島(現在のハイチ、ドミニカ共和国のある島)は、スペイン人の初めて進入したところである。
そこでキリスト教徒(入植してきたスペイン人)はインディオ(つまり先住民の人たち)から食料を強奪し、
女や子供を奪って使役した他、様々な乱暴や虐待を行った。
そのため、インディオたちの中には、食料を隠したり、妻子を匿ったりする者や
キリスト教徒から遠ざかるため山中に暮らすようになったものが出るようになる。


354 名前:2/3 投稿日:2007/04/08(日) 18:13:09
キリスト教徒たちは、平手打ちをしたり、棒で殴りつけるなど
インディオに対して虐待を行っていたのだが、それがエスカレートしていき、
ついには村々の領主にまで暴力をふるうようになった。
さらにキリスト教徒の司令官のうちの一人は、
インディオの中で最大の権力をもつ王の后を強姦してしまう。
(このあたりからインディオたちはキリスト教徒を自分の島から追い出そうと色々な策を練るようになる。)

とうとうインディオたちは武装したが、インディオたちの武器は貧弱で、
当然キリスト教徒たちとは勝負にならず、一方的な虐殺が行われることになる。

キリスト教徒たちはインディオたちをことごとく捕らえると、身重の女や産後間もない女の腹をさき、ずたずたにした。
また、誰が一太刀で身体を真二つに割れるかろか、内臓を破裂させることができるかとか言って賭けをした。
さらに、母親から乳飲み子を奪いその子の足をつかんで岩に頭を叩きつけたり、
子供を母親もろとも突き殺したりした。


355 名前:3/3 投稿日:2007/04/08(日) 18:13:40
キリスト教徒は、殺さずにおこうと考えたインディオに対しては腕を切りつけ、
辛うじて両手がくっついているインディオに向かって「手紙を持っていけ」と命じた。
つまり、山に逃げ込んだインディオへの見せしめのためである。

インディオの貴族や領主は次のような手口で殺した。
地中に打ち込んだ4本の棒の上に細長い棒で作った鉄灸をのせ、それに彼らをしばりつけ、
その下でとろ火を焚いた。すると領主たちは残虐な拷問に耐え切れず悲鳴をあげ、じわじわと殺された。

どこが後味が悪いか説明するまでもなく後味の悪い話。
もちろん、インディオ虐殺した奴らが罰を受けたりはしない(‘A`)
『インディアスの破壊についての簡潔な報告』は全編にわたってこんなかんじ
で、読んでいて鬱になることうけあいなので、興味があったら読んでみて欲しい。
岩波文庫で薄い本が600円くらいで出てるので簡単に手に入るはず。


373 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/09(月) 00:37:03
>>353
それ、ラスカサスの捏造だよ。
南京大虐殺と一緒。
大航海時代のアイリス・チャンだな。

382 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/09(月) 01:15:41
>>373
353じゃないけど、どっちにしろスペイン人が酷かったことは事実だよね。
世界史でも習った。ちょっとうろだけど
インカの最後の王様を柱に縛り付けて、インディオたちに、
ある大きな部屋に天井まで一杯に黄金を詰めたら王様を解放してやると言っておいて
インディオ達が正直に黄金を集めると、あっさり王様を殺してしまったという話はなぜか今でも忘れられない。

385 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/09(月) 04:05:44
>>373
そうか?
当時のスペイン人は半分インディオを人間と思っていないような節があるから
ありえる話だとは思うんだが。
なんかソースがあったら教えてくれ。

これだけじゃなんなので、ラス・カサス関連で後味の悪い話をひとつ。

1520年。ラス・カサスはインディオの身体の作りがひ弱であると示唆し、
「アフリカの住民なら、鉱山やプランテーション用の肉体的な苦役に、はるかによく耐えられる」と発言した。
ラス・カサスのこの発言は黒人奴隷貿易を引き起こすきっかけのひとつとなった。
ラス・カサスは晩年自分のこの発言を後悔するが時既に遅し。
その後400年にわたり2000万人以上の黒人が奴隷貿易の犠牲になったのだった。


386 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/09(月) 04:21:14
スペイン人の虐殺とかラス・カサス関連見るたびに思うんだけど、
こうゆうのって判断難しいよな。皆が皆嘘ついてるわけじゃないだろうけど
直接見たわけじゃないから何とも…てとこもあるし。でもそれじゃほんとに
迫害されてた人はいたたまれんしな。悲しいことに迫害されてないのに便乗するやつもいるだろうし。

387 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/09(月) 04:47:18
スペイン人によるインディオ虐殺は物凄くてなぁ。

調べてみればわかるが、現在、中米でインディオの血を引く人はいない。
白人系とアフリカ系、そしてその混血がほぼ全てだ。

知ってるのがキューバの話で悪いんだが・・・・
1492年にキューバはコロンブスに発見された。この時、タイノ族というインディオは300万人居た。
で、インディオは虐殺や疫病や奴隷労働や反乱失敗でその数を急激に減らす。
1557年、タイノ族は2000人まで減っていた。

もちろん、タイノ族以外のインディオも居た。でも、そいつらも同じように絶滅している。
凄い勢いでインディオが死にまくった事は想像がつくだろう。

 

インディアスの破壊についての簡潔な報告 (岩波文庫)
インディアスの破壊についての簡潔な報告
(岩波文庫)


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