心(ミドリカワ書房)

482 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/11(水) 08:07:31
ミドリカワ書房というネタソングで有名な人の歌が後味悪かった。
なんかもっと聞いた後にからっと笑えるタイプのネタソングだと思ってたが、
詞が暗すぎて笑える人には笑えるけど、自分のコンプレックスとかと
詞がマッチしてしまうととんでもない鬱ソングになる感じ。
ミドリカワ書房は男性で、そんで女性視点の歌詞が多いので生々しさはどうにか半減されてるが。

「顔」という歌は整形手術を望む女の子の歌。
母親は美女なんだが、主人公は母親に似ずにブス
友達にはみんな彼氏がいるのに自分だけいないし、
好きな人には存在すら認識されておらず、手術するしかないと思っていた。
そんでとうとう母にその事を打ち明けるが、もちろん母は泣いて反対する。
「ママって泣き顔もきれいだよね それに比べてわたしの顔は」
美しすぎる母の顔は泣き顔ですらも女の子を苦しめる材料にしかならない。
「パパにはまだ言わないでおいてね 明日わたしが自分で言うから」
恋がしたい恋がした恋をしてやるうううううんという唸りで終わる。

その続編「心」
整形手術を受けて5年後の女の子。
その夏以来、以前の友達とは会わなくなった。
会いたいけど今の顔を見せられない。
今は一人暮らしをしてるらしいが、
たまに会う両親はいまだに女の子によそよそしい態度を取る。
「ごめんなさいと言いたいけどなにかが邪魔して言えないの」
手術をしてから男たちはわらわらよってくるが、でも満たされなかった。
「何故でしょう 全てが上手く行くと思っていたのに」
「こんな事になるなら前の顔のままでいた方が良かった」
「この美貌を手に入れても私の心は昔より寒いわ」
「この美貌が邪魔をして誰も私の心を見てくれない」
そう思いながら男たちを当て付けのようにボロボロにして捨てまくりながら
「幸せとはなんでございましょう私にはもうわからないの」
「どなたかどうか教えてくださいませんか」「どなたかどうか助けてくださいませんか」
と一人で思う毎日を送るしかなかった 


483 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/11(水) 08:52:01
それさ、実は母親も整形美人だったってことはないかな?W

484 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/11(水) 09:20:38
でも娘がいるってことは結婚して(娘の整形までは)幸せな家庭をもってたって事だから、
歌の主人公(娘)も、そのうち幸せになるんじゃないの。

497 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/11(水) 15:10:04
>>483-484
PVでは母役・父役・娘役・憧れの男子役などを
全部ミドリカワが演じていて、母役は美しく(元が薄い顔立ちなので化粧でかなり美女風になる)
娘はそのままの顔で女子高生の服着てきもい感じになってたが、
PVを準拠にすれば一応顔の系統だけは同じなので母は整形してなさそう。
逆に考えれば娘も化粧すればきれいになるかもしれないわけで、
娘は実際はブスではなく醜形恐怖症の類でひたすら選択肢に整形しかなかったのかもしれない。

でもPVはあくまでもイメージ映像だから、突っ込んで考えてみれば母が整形している線もあるかもしれない。
そうだったとしたら母は「私整形したい」と娘に言われた時、
自分と同じように娘が整形すると聞いて申し訳なさなどで泣いたんだろうか。

 

 

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