ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その67 » 天は赤い河のほとり(篠原千絵)

973 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/18(水) 21:37:07
天は赤い河のほとりの一エピソード

古代ヒッタイト帝国に生贄として召喚された中学生のユーリが
持ち前の運動神経と現代人の知識と、
そして戦いの中で目覚めた軍術センスを活かして
皇帝の恋人になりつつ近衛長官の任につくというサクセスストーリーが主軸

ヒッタイト軍弓兵隊長のルサファはユーリに密かに恋をしていた。
しかしユーリは皇帝の恋人だし、ユーリ自身も武人として憧れの存在だしとても手の届かない人。
こっそりユーリの着ていた服に口付けをしたりといった変態行為で満足するしかない。

そんな時、ユーリを生贄として召喚した張本人であり、
皇帝暗殺をもくろむ者がルサファに「黒い水」を飲ませる。
その水を飲まされた者は相手の意のままに操られてしまう。
ルサファはユーリと同じ部屋に閉じ込められ「その女にしたいと望んでいた事をやってやれ」と命令される。
要は「レイプしたれ」という事。皇帝の女に手を出したとなれば
国にとって大切な凄腕の武人のルサファでも死罪は免れないし、
今では国の要になっているユーリを傷つけられるし、ヒッタイトをぼろぼろにできる一石二鳥な計画。

やがてルサファが操られている事に気づいた皇帝たちが部屋にやってくると……
そこには呆然とするユーリと、ユーリの靴にちゅっちゅっしてるルサファの姿が。
ルサファにとってはユーリはあまりにも崇高な存在で、愛していてもレイプの対象になど畏れ多くてできなかった。
まさに触れる事さえできない女神のような存在
だからせめて靴に口付けをする事ができればどれだけいいだろうとルサファは日ごろから思っていたのだった。

ルサファの性癖のおかげで最悪の事態にならずにすんだが、
こんな形でひた隠しにしていた趣味を暴露するはめになったとは大変後味が悪かった。
これから仲間に「あいつ腕は立つけど変態だよな…」と蔑みの目で見られるんだと思うともう。
この漫画は少女コミックエロ全盛期に連載されてたから、
主軸は硬派なわりに無理矢理エロシーン挿入してるところが多々あって、
こりゃレイプ未遂ぐらいいくだろと思ってたのに、ある意味レイプ未遂よりとんでもない事になってしまった


975 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/18(水) 22:00:28
>>973
それはひょっとして笑うところなのかw

って思うようなストーリーセンスだな。
少女漫画ってそういうもんなのかね・・・


985 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/19(木) 00:07:59
どうもルサファがユーリの靴をクンカクンカしてるみたいに思っている人がいるようだが、
あいつはユーリの足にキスしたんだよ。
常日頃足にキスしたいと思っていたんではなくて、
黒い水のせいで犯したいという気持ちにはなったが、
気力でなんとか押さえた結果足にキスになったと読み取ったんだが。
なぜならユーリはルサファにとって不可侵の女神だったからさ。

991 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/19(木) 02:45:57
天河は冒頭でユーリが普通の中学生で
家族も兄弟も友達もいて楽しく暮らしていたというところから始まり、
異世界ジャンプ漫画のお約束「いつかは自分のいた世界に帰る」の展開に当然なるのだろうなと思っていたら
結局いつまでも異世界で仲良く暮らしましたとさ、めでたしめでたしで終わってしまうので、
突然娘が消えてしまった残された家族達は!?と後味悪かった…
しかもユーリがいなくなってからの現代の描写はその後一切ない

本編中一度皇帝の取り計らいで現代に帰ることが出来ることになったのだけど、
結局「皇帝を守りたいから」という理由でそのチャンスをユーリが自分からふいにするのだが、
まさかラストまでそのままだとは思わなかったので本当に拍子抜け。
しかも確か現代には良い感じになった男友達もいた

他に、ユーリの付き人の双子の片割れには恋人がいたのだが(確かルサファの部下だったか同僚だったか)、
いざ結婚となったとき、なんと双子の両方のお腹に子供がいることが判明。
片割れ(恋人じゃない方)に「誰の子なんだ」とみんなで問い詰めると、
双子は「私達2人とも恋人のことが好きだったから、度々入れ替わってベッドを共にしていた」と笑いながら暴露。
ショックを受ける恋人に「責任とって私達2人両方と結婚してねv」とくっつく双子。…という話が本編中にある。
そのエピソードはコメディタッチで描かれてはいたが、読んだ当時は正直どん引きした。

 

天は赤い河のほとり 全16巻 完結セット (小学館文庫)
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