ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その68 » 残酷な神が支配する(萩尾望都)

304 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/23(月) 14:20:16
同性愛を扱った「残酷な神が支配する」という漫画を読んだが
鬱になりすぎて本気でキツかった

後味悪くないけど(でもスッキリでもない)一応「残酷な神が支配する」あらすじ
主人公のジェルミは母親と二人暮し(父親は死別)
母親はちょっと精神が弱くて父親が死んだ後自殺未遂した過去とかがある
そんな母親が同じく妻を亡くした子持ち男と恋に落ち結婚することになる
家も金もあるし好人物な男との結婚を喜ぶジェルミだったが
男は実は変態サディスト(両刀っぽい)
ある日ジェルミは義父と出かけた際義父に犯されてしまう
ジェルミはこんなことを母親に言ったらまた悲しむ、と思い黙っているが
(脅されたんだったかもしれん)
結局結婚した後も強要され続ける

ジェルミは義父から逃れるために寄宿学校に通うことにする
だが義父に週末は戻ってくるよう母親をダシに強要され
行為はだんだんエスカレートして縛られたりベルトで背中をムチ打ちされたり
友人にプレゼントされたイースターエッグをケツ穴にぶちこまれて
「さあ鳴け!お前はメンドリだ!」とか言われたりする(ここマジでキツい)
それでも母親のためを思うと誰にも言えない


305 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/23(月) 14:20:49
追い詰められたジェルミは義父の殺害を決意する
車に細工してブレーキをきかないようにしたんだが
その日に限って母親が義父と一緒に出かけていて
義父を事故に見せかけて殺害することには成功したが母親も黒コゲになって亡くなる
義父が死んでスッキリかと思いきやジェルミの精神は深く蝕まれていて
死んだ後も義父の幻覚に怯えて暮らし反動から売春や薬に走るようになる

ジェルミは両親の死後母親の日記を見つけるが
どうやら母親は義父と自分の関係に気付いていたっぽい記述がある
しかも助けたいと苦しみながらもどうしようもできない、とかではなく
夫と関係を持つジェルミに嫉妬しまくった恨み節満載な内容
ジェルミはひたすら母親のことを思って耐えてたのに
母親はそんなこと知ったこっちゃなくそれどころか憎まれていたというひどい話

その後ジェルミは精神的な傷を負った人たちの集まるセミナーに行ったり
そこでいろいろな人と知り合ったり(また他の奴のエピソードも鬱満載)
義父の長男(ジェルミにとっては義兄)の助けもあったりして
少しずつおだやかな日を取り戻していくけど
結局死ぬまで忘れることはできないし元に戻れるわけでもない
(なんか知らんが義兄がジェルミに惚れたりして関係持ったりもするが
別にふたりで幸せに暮らすわけでもない)
それでもまあなんとか生きていくよ、な感じで終わり

風と木の歌は「ねーよwww」て感じで基本的に笑いながら読めるんだが
これは主人公の苦悩がリアルで本当につらかった
義父殺しても一生苦しみ続けるとかきつすぎ


307 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/23(月) 14:28:56
>>304-305
投下ありがとう、面白かった。
どこかのスレでも後味悪いと言われてて、興味はあったが
長いのでなかなか手が出なかったんだ。

萩尾モトは救われない話が多いね。SF系しか読んだ事無いけど。

 

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