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588 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/28(土) 01:29:46
司馬遼太郎の随筆にあった話。

丹後にはるか昔から続く集落があった。
奈良か平安ごろの古い書物に名前が載るほど由緒がある集落だったが
ご多分に漏れず過疎に悩み数軒しか残っていなかった。
そのことを聞いた大阪のテレビ局がこの集落を題材にして
ドキュメント番組を製作することにした。
そしてスタッフが演出として「偽の離村式」をやることを提案した。
村人も演出に協力して「離村式」を行って収録を終了した。
ところがこの番組が賞をもらうほど好評となりふもとの町でも知れ渡った。
村人も今さら「あれはウソです」と言うわけにもいかず本当に離村してしまった。

その話をした丹後の旅館の仲居さんは
「あんた、テレビが村を1つ消しやがったんですよ」と憤り
それが強く筆者の印象に残ったそうだ


589 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/28(土) 01:43:41
偽の離村式なんてやらなきゃ良かったのに
自業自得な気がする

590 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/28(土) 02:07:54
昔の田舎の人だからなあ。
テレビ局スタッフにうまいこと言いくるめられたんじゃないか。
今の都会人の感覚で判断しづらいとオモ。

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