ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その69 » 恐怖と怪奇の世界/第1話「戦慄の電気椅子」

241 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/12(土) 10:19:38
子供の頃に見て、かなり鬱になった古い洋画の話。
既出臭いが、いまだに忘れられないので投下します。

新聞記者の男が、「死刑囚の心境」をテーマにした記事を書くために、刑務所に体験入所する。
一通りの取材を終えて、出所しようとするのだが、
何の間違いか、刑務所内では、その男は本物の死刑囚ということになってしまっていた。
男は、これは何かの間違いだ、自分は記者であり、これは取材なんだ、と必死に弁明するが
「死刑確定でトチ狂ったか」と、まったく相手にしてもらえない。
家族や勤務先の新聞社にも一切連絡が取れないまま、男はどんどん憔悴していく。

そしてついに、死刑執行の日を迎えてしまう。
電気椅子に固定され、ヘルメット状の電極を被せられ、着々と死刑の準備が行われる。
そして、死刑執行人が電気椅子のスイッチを押した瞬間。

突然、男の勤める新聞社の所長があらわれ、笑いながらこう言った。
「驚いたか?これまでのことは全て、
君に本当に死刑囚の気持ちを体験してもらうための仕掛けだったんだ。
どうだ、これでリアルな記事が書けるだろう?」
……しかし、その言葉に男は何の反応も返さない。
どうしたのだろう、と訝しみながらヘルメットを取ると

――男は、恐怖による心臓麻痺で死亡していた。


242 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/12(土) 10:20:46
>>241
この話すごい好きだw乙

243 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/12(土) 10:32:13
この映画のタイトル教えてスレでよく出るんだよなこれw

 

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