私は私の道をいかなければ

356 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/03(日) 20:43:25
子供向けの歴史マンガでのエピソード。
歴史上の人物の話ではなく、、当時の時代の人の生活を、架空のキャラで表現した部分の話。

舞台は昭和初期、女性の権利についての活動が活発になってきた時期の話。
裕福な家庭に育った主人公の少女は友人に誘われて、女性労働者の集会に参加する。
そこで現在の女性がどんな酷い状況で働かされているかを知り、
結婚もやめて就職し、女性の権利向上のための運動に加わることを決めた。
当時は「政治のことなど知らない女性に参政権は必要ない」、
「女性のくせに政治に口を出すなんてはしたない」というのが常識とされていた時代であり、
主人公も周りから白い眼で見られる。そういった周りからの評判にも屈せずに、主人公は戦い続けていく。
そして数年後、主人公達の活動が実り女性にも参政権が認められるようになった。
その新聞記事を見て喜ぶ主人公の前に、かって自分を権利運動に誘った友人が現れる。
久しぶりに再会した友人は閉口一番、「あなたまだやってたの?」
その友人の手元には赤子が。友人はとっくの昔に権利運動からは足を洗い、
普通に結婚して妊娠して子供をもうけるという、当時における模範的な女性になっていた。
去っていく友人を呆然と見送りながら、一ページ使って主人公が「私は私の道を行かなければ」と言っておわり。

別に友人に罪はないってのはわかるんだが、子供心にはどうも……


357 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/03(日) 20:52:12
>>356
小学館版のまんが日本の歴史だね。20冊セットのやつ。
あの最後は「わたしはわたしでがんばらなくっちゃ!」と終わっていたし、
いろいろな生き方があるってことで、俺は後味悪くはなかった。
もちろん、あなたの感じ方を否定するわけじゃないですが。
子供心に、「誘ったほうが先に飽きちゃう、なんてのもよくある話なのかもなあ」
と悟ったようなことを考えたのを思い出したよw

358 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/03(日) 21:15:29
>>356
>閉口一番
開口一番の間違いだろwwwww

359 名前:356 投稿日:2007/06/03(日) 21:31:53
>>357
最後のページの直前のコマの主人公の「ポカーン」な顔がどうもなあ。

>>358
うわ、ずっと閉口だと思ってたよ。
サンクス


360 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/03(日) 22:09:30
素直な子は伸びるよ