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555 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/07(木) 22:15:43
オタなら知ってるだろうファンタジー系ラノベ、スレイヤーズであった話。
原作が手元に無いから、うろ覚えとぐぐっての情報で話す。

寺院都市「セレンティア」に立ち寄った主人公のリナとガウリイ、準レギュラーのルークとミリーナ。
この街では寺院の本院を治めていた神官長が火事で亡くなったため、
4つの分院をの大神官が後継者争いをしており、
それはチンピラや傭兵、暗殺者を使っての抗争にまで発展していた。
その抗争に巻き込まれる主人公達だったが、戦いの中、ミリーナが暗殺者の手により毒に犯される。
それは適切な治療を受ければ助かるはずのものだったが、
寺院分院の所有する治療院からは門前払いされてしまう。
ルークとミリーナが、その分院とは別の分院に護衛として雇われていたためだ。
ふたりの雇い主である分院には、解毒の呪文を扱える者が存在しなかった。
「なんで神官なのに解毒の呪文を使えないんだ」と嘆くルーク。
ミリーナはルークに看取られたまま息を引き取った。

その後、門前払いした分院の大神官、暗殺者を雇っていた大神官が殺害される。
その犯人はミリーナを想っていたルークだった。
復讐の鬼と化したルークは、「あいつらが解毒の呪文を使えさえすればよかった」と、
次は自分の雇い主である分院の大神官の命を狙う。
それを阻止しようとするリナとガウリイ。
激闘の末、大神官の命は守り抜くが、ルークはどこへとも知れず去っていた。

神官長の候補者がほとんど殺されたことで、抗争は一段落する。
だがリナは、この抗争が魔族に仕組まれた物だと気がついていた。
魔族の修整を利用してその魔族をおびき出すが、その魔族は自分のやったことは
最初に本院の神官長を殺し、分院の長同士が対立するように仕向けただけだという。
ここまでの惨劇を起こしたのは、全て人間の仕業だと。
その言葉通り大した力を持たない魔族は、リナの呪文一発であっさり消滅した。
ミリーナの埋葬された共同墓地に立ち寄り、リナ達は街を後にするのだった。

これだけならそれほどでもないだろうが、嫌なのはこの前の巻で、
「魔王の腹心」ってめっちゃ強い奴を、皆で力あわせて撃退してること。
いかにもファンタジーらしい大冒険を切り抜けた仲間が、
その直後に人間同士の権力争いでバラバラになっていくのが後味悪かった。

 

スレイヤーズ14  セレンティアの憎悪 (富士見ファンタジア文庫)
スレイヤーズ14 セレンティアの憎悪
(富士見ファンタジア文庫)


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