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62 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/27(水) 16:05:13
レイ・ブラッドベリ「十月のゲーム」

夫と妻と娘と3人家族
白い肌とブロンドの妻と娘 黒い髪と肌の自分
夫は自分が家族から阻害されていると思い込んでいる

ハロウィンの夜 夫は町の人を呼び 自宅でパーティを催す
地下室に皆を集め 「魔女は死んだ」と言うゲームを始める
全員車座になり 灯りを消して 暗闇の中で「魔女は死んだ」と宣言し
「これは魔女の心臓だ」「これは歯だ」とか言いながら
鶏肉や とうもろこしの粒 なんかを手から手に回して
感触や匂いを探りながらキャアキャア騒ぐ他愛のない遊び

夫は 次々に「解体された魔女」を回してゆく

闇の中で 妻が娘の名を呼ぶ
「マリオン 怖がらなくても平気よ」
娘の返事はない
夫は答える
「大丈夫 怖がってはいないよ」
妻はなおも呼び続ける
「マリオン?返事をして」
娘は答えない
妻は娘を呼び続け その声は次第に絶叫になる
返事はない
暗闇の中 解体された魔女を膝の上に持ち 誰も動くことが出来ない

そのとき よせばいいのに どっかのバカが灯りをつけた


98 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/28(木) 01:26:02
>>62
これは娘が妻の浮気で出来たと思い込んだ男の話でしたっけ?
それともそういうの無しでただ娘を殺しちゃうんだっけ?
ブラッドベリはなんかそのまま異世界にいってしまうような、淡々とした怖さがあるよね。

 

とうに夜半を過ぎて (河出文庫)
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