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220 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/09(月) 21:44:39
月の扉って小説 かなりうろ覚え
とりあえず登場人物は宗教チックで頭おかしい人達です。
実際は読んでいくうちに「あれ?こいつキチガイ?」と徐々にわかっていく感じだった

「師匠」と呼ばれる異常にカリスマ性のある人がいて、心に傷を負っている人々は
師匠と話しただけで心を癒され師匠に心酔してしまう。元不登校時だった女性も例外ではなく、
大人になってからは師匠の行う、傷ついた子供を招いた合宿活動の助手をするようになった。

師匠は言う。次の満月の時に「月の扉」が開かれて、願えば幸福な世界へ行けると。
どこでもいいから広い場所で、異世界を思えばその世界へ行けるらしい。
その世界に行けば苦行を積む輪廻転生の輪から外れて永遠に幸福に生きられるらしい。
女性はもちろん、同じく助手である男性二人も異世界行きを期待する。
中年男性は息子がいじめで自殺しており、青年は妻が引き逃げにあっており、二人も師匠に癒された過去を持つ。

が、その日を目前に師匠が逮捕されてしまう。
虐待を受けている子供を匿い、その親に誘拐犯として訴えられたのだった。
いずれは釈放されるかもしれないが、時間が経ってしまえば異世界に行けなくなる。
女性たち三人は師匠を強制的に連れ戻すため、出発前の飛行機を乗っ取り、
乗客を人質に師匠の身柄を返すよう脅迫した。
攻防の末に連れてこられた師匠。空港も広い場所だから異世界行きの条件にはなった。
師匠が三人に近づいた瞬間、銃声が響いた。
倒れる師匠。撃ったのは中年だった。「師匠は尊敬している でも俺は息子の方が大切なんだ」と彼は言う。
中年が気づけなかったせいで荒みながら死んだ息子。しかし師匠の教えによればいつかは息子も生まれ変わる。
そして今度こそは傷つけられた魂を、超カリスマの師匠に癒されるはずだと思っていた。
しかし、師匠は異世界へ行くという。息子を癒さぬまま。
逮捕のため免れるかもしれないと思ったが、それでも次回があるかもしれない。
師匠は永遠に輪廻の輪にいなければならない。いつか息子の魂を癒すために。
師匠を異世界へ行かさず殺すために中年はハイジャック計画に乗ったのだった。

師匠は死に、青年と中年は争いになり二人ともが死んだ。
そして取り乱し錯乱して走り回り、隙を見せた女性も警官に射殺された。


222 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/09(月) 22:32:12
>>220
スキーリしたぞ。
怪しい宗教にはまるメンヘラの中で一番危ないやつらが
つぶし合いしたんだからよかったんじゃね?

223 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/10(火) 01:25:53
>>220
マンガで見たような記憶あるな……相当うろ覚えだが。

 

月の扉 (光文社文庫)
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