蛇比礼(山岸凉子)

318 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/11(水) 21:56:37
山岸涼子だと「蛇比礼(へみのひれ)」も後味が悪い
ずいぶん昔に読んだだけなんでうろ覚えだけど

主人公はシングルマザーで高校生の息子と暮らしている
ある日、長い間行方不明だった姪(妹の娘)を引き取る事になる
姪は8歳なのだが年齢に似合わぬ妖艶さを身に着けており
主人公の息子や、恋人を次々と虜にしていく
主人公は、自分の生活が崩壊していく事が姪のせいだとは気づかない・・・
姪が来てから飼っていた鳥が何かに食べられたり、家中にうろこのような
破片が散らばっていたりと姪が蛇の化身であるとにおわせ終わる

大分はしょったけど大筋はこんな感じ

息子が、姪にスニーカーを履かせてあげる場面があるんだけど
「こんなガキに・・・」みたいなこと思いながらも白い素足をさわり続けて
その足の付け根まで手を滑り込ませたりするのがもうエロ過ぎて
読んだ当時小学生だった私は「これは読んではいけない本だ」と思ったよ

 

月読―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)
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