ホーム » 小説 » 小説/タイトル不明 » 前半は星野勘左衛門茂則の逸話

19 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/21(土) 14:26:59
剣の達人が殿様に相撲取りと相撲を取れ、と言われ、刀を差したまま土俵に上がった。
とがめられて「無腰は恥になります故」と答え、そのまま相撲を取ることに。
軍配が返ると達人はやにわに相撲取りを斬り殺す。
これを聞いたえらい人は「武士の面目はそれでよい」と言ったそうな。
勝てるはずのない本職の相撲取りと相撲を取れというのは恥をかかせよう
といういやがらせに過ぎず、その場合はそれが正しいのだ、ということらしい。

別のお話。
刀剣好きの殿様が剣の達人に名刀を自慢した。達人は感心して
「これなら確かに二つ胴は落ちまする」と誉めた。
殿様はどうしても確かめたくなり、用意しておいた罪人の死体だけでなく
何の罪もない下男を重ねて斬れと命じた。
命乞いする下男に「大丈夫、私は達人だから上の罪人だけを斬る」と言うと
下男は偉い達人の言うことならと安心して罪人の下に寝た。
達人が刀を振り下ろすと確かに二つ胴が落ちた。
達人は、自分が不用意なことを言ったばかりに罪のない者を死なせた、と反省し、
下男の供養を怠らなかったという。

これは達人の人格の高さを示すエピソードとして紹介されていた話だが、
読んでいて凄く違和感を感じた。


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