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868 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/31(火) 03:31:39
理系でごめん投下。アガサ・クリスティーの「事故」。
ネタバレ注意。

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主人公の元警部は、同じ村に住む老化学者と結婚した女性が、
かつて夫殺しの容疑をかけられ、無罪の判決を受けて放免された女性だと気付く。
判決こそ無罪だったものの、元警部はその女性の犯行だと確信していた。
さらにその夫が妻を受取人にした保険に加入した事を知り、
新たな殺人が起こるのではと密かに監視を始める。

女性を牽制しようと考えた元警部は、夫婦の家を訪れた。
化学実験が生きがいの夫は、美しく優しい妻が愛しくてたまらない様子。
夫が実験室に行き、妻はお茶の仕度をする。
カップを出しながら妻が、「あら、主人たらまたカップをビーカー代わりにして。
まったく危ないわ」と言うのを聞き、「事故に見せかけて夫を殺すための伏線か」と
警戒する元警部。
やがて3人分のお茶が入り、妻が夫にお茶を持っていこうとするのを警部は呼び止めた。
妻と夫のカップを入れ替え、「あなたはこのお茶を飲めますか?」と問う。
妻はカップを口元に運んだが、急に中身を捨て「これでいいのでしょう?」と
青ざめた顔で言った。
「馬鹿な考えは起こさぬ事だ」と勝利に浸りながら自分に注がれたお茶を飲む元警部。

すると突然元警部は苦しみだし、痙攣して動かなくなった。
「あなたが悪いのよ、昔の事をほじくり返して夫と私の仲を裂こうとするから」と呟く妻。
「あなた大変よ、恐ろしい事故が起きたの、元警部さんが…」と夫を呼ぶ妻の台詞で終わり。
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元警部の藪蛇というか勘違いだけど、結局人殺しじゃないか…


870 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/31(火) 03:48:26
>>868
元警部、ちったー疑えよ…

 

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