ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その79 » 葦の穂綿(羅川真里茂)

178 名前:1/2 投稿日:2007/11/20(火) 21:38:44
羅川まりもの読み切り少女漫画。タイトル失念。

ヒロインは自転車屋の配達員に一目惚れする。
ちょっと風変わりな配達員と少しずつ親しくなっていくが、
告白めいたことをした途端に冷たく拒絶される。
落ち込むヒロインは仕事先で彼の噂を聞く。
彼は人殺しだと。
親しくならない方がいい、もう関わるなと言われてしまう。

噂を信じられないヒロインは、配達員が働く自転車屋に真偽を確かめに行く。
自転車屋の店長は彼の叔父だった。
真実が知りたいというヒロインに叔父は全てを話す。
彼はいじめられっこだった。毎日ひどい暴力を受けて金を奪われ、それでも耐えていた。
ある日いじめっこが彼に言う。「お前妹いるんだよな?俺らでまわしてやるよ」
妹が壊される妹が壊される妹が壊される…我に返ったとき、彼はいじめっこを刺し殺していた。


179 名前:2/2 投稿日:2007/11/20(火) 21:39:18
配達人は逮捕され少年院へ。
そして家族の地獄が始まった。
妹は学校からも地域全体からも孤立し、人殺しの妹として蔑まれる。
ノイローゼになったあげく自殺してしまった。
息子は人を殺し、娘は自殺。重荷に耐えかねた両親も心中した。
配達員が出所した時、あんなに守りたかった家族は誰一人おらず、ただ人殺しのレッテルだけが残った。
抜け殻のようになった配達員を見かね、叔父が彼を引き取った。

しかし叔父にも彼にもわかっていた。過去は何時までも隠し通せない。
遠くない日に過去をほじくり出す人々が現れる。
そうなったら仕事も辞めて街を去らなくてはいけない。
小さな街の小売店では人殺しをかばい続けることはできない。
だから彼は友人も作らず恋もせず、誰とも関わらず一人で生きていこうとしていた。
そんな彼が初めて「友達だ」と言ったのがヒロインだった。
たまらなくなったヒロインは配達人の元へ駆けつけるが、結局彼は街に残れず一人で去っていく。


180 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/20(火) 21:48:29
>>178-179
うわぁ……
あり得そうで怖いわ

181 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/20(火) 22:04:16
せつねえな…

182 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/20(火) 22:20:37
>「お前妹いるんだよな?俺らでまわしてやるよ」
妹が壊される妹が壊される妹が壊される…

なんかここエロいと思った
レイプされる=壊される って思想、なんかエロくない?


184 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/20(火) 22:29:11
『赤ちゃんと僕』の人だよね?こんなのも描く人なんだね…興味わいた。

 

朝がまたくるから (花とゆめCOMICSスペシャル)
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