ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 症候群(西村寿行)

959 名前:1/2 投稿日:2008/01/14(月) 23:05:06
西村寿行の「症候群」を、中学生の頃に図書館で読んだが未だにトラウマ。
あの頃は、小松左京や松本清張のようなミステリーを求めていたなあ。

金持ちの老人が、人里離れた山荘で、忠実な下男と共に暮らしていた。
ある日、幼い兄妹が迷い込んできたので、二人を飼おうと思いついた。
飼育用の巨大なガラス製の檻を造り、全裸の兄妹をそこに放り込んで観察を開始。
暴行や陵辱を行わないが、人間扱いもしない。
全く言葉をかけず、食事を与えて、定期的に檻を掃除する。

数年後、兄と妹が交尾を始めた。老人はワクワクしながら観察するが、もはやこの二人は
動物と同じで、想像していたよりも面白くない。
そこで、老人は考えた。今度は大人の男女を飼ってみたい。

下男は、数組のカップルを拉致し、彼らを全裸にしてガラスの檻に放り込む。
拉致された人々は、何とかして脱出しようと努力するが、全く不可能。
何日経ったかも分からない状況下で、絶望のあまり狂いそうになる。


961 名前:2/2 投稿日:2008/01/14(月) 23:08:15
拉致されたカップルの中で、リーダータイプの冷静な男が、自分の妻にセックスを
しようと提案する。何かに没入していないと狂ってしまうことは確実だった。
一組が始めたことで、たががはずれたようにセックスをするカップル達。
それが、乱交に変わるのも早かった。

その状態がマンネリ化してきたので、老人はカップル達の檻に兄妹を入れてみた。
この時点になると、誰にも理性は残っておらず、ただただ新しい刺激を楽しむだけ。

ある時、下男の不注意で檻の扉が開いた。それを見てもリーダーは反応出来なかったが
妻はその瞬間、脱兎のごとく逃げだした。夫は逃げていく妻を見て感心する。
理性など無くしてしまったと思っていたのに女は強い。
これで助けを呼んでもらえる。

しかし、助けは来なかった。
妻は車道に出たところを、がらの悪い男達に捕まりレイプされ発狂。
そのまま行き倒れ死亡。
警察が、事件の聞き込みで老人宅に来るが、監禁とは結びつけられない。

月日が経過して、飼育された人々は狂って死んでゆく。
生き残ったのは、結局兄と妹だけだった。

終了

当時、ラストには必ずカタストロフィがあるはずだと信じて疑わなかった。
兄妹は飼われたままで、老人は元気。
理不尽さに納得がいかない。


965 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/14(月) 23:23:28
>>959
このスレ定番の男根様だっけ?の人か。

971 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/15(火) 00:33:39
>>961
>誰にも理性は残っておらず
>檻の扉が開いた

男どもが老人と下男襲ってアーッなんかと。


992 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/16(水) 01:08:45
>>959

1/2までは凄く面白そうなのに
2/2でのつまらなさに愕然とするね。

 

症候群 (徳間文庫)
症候群 (徳間文庫)
症候群 (角川文庫)
症候群 (角川文庫)
症候群 (光文社文庫)
症候群 (光文社文庫)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...