ホーム » 小説 » 児童文学・絵本・昔話 » モグラとクノメン姫(アイヌ民話)

192 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/20(水) 01:42:00
昔読んだ本に書いてあった話。アイヌ民話か何かだった気がする。

神様の美しい姫様が年頃なので結婚相手を探すことになった。
そこで父親の神が婿候補をいろいろ吟味した結果、モグラの神を婿とすることにした。
モグラ神は勇敢だし金持ちだし土地持ちだし性格も優しい。
モグラ神と父神は契約を結びモグラ神は大いに喜ぶが、姫様は反対する。
醜いものが大嫌いな姫様はモグラとなんか結婚したくなかったのである。
「お前はモグラ神の中身を知らないから」と父神は怒り、姫様は家出する。
「モグラとなんか結婚したくない、助けて」と姫様はいろんな人にすがるが
父神を恐れているのと姫様がモグラを外見でしか見ていないので誰も助けない。
とうとうわがままな姫様を父神は福寿草にしてしまう。
福寿草が美しいのは姫様が美しかったからで、今でも一途なモグラは
雪に埋もれた福寿草を雪から守っているのだそうだ。

小さいときは「人を外見で判断しちゃ駄目だよ」という教訓だと思っていたが、
よくよく考えると優しくて金持ちだからっていう理由で
美しい姫の婿をモグラに決めるのもどうかと思うし、モグラの一途さがかわいそう。

 

花ものがたり 冬
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