ホーム » 小説 » 小説/は行 » 花を愛した男(スティーブン・キング)

276 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/21(水) 13:23:52
キングの短編ならこの話が好き。
所々(愛しい人の名前とか)うろ覚えだけど

浮かれた足取りで花束をもった男が町をあるいている。
男を見て町の人々は思う。
ああ、あの男は恋をしているのだ――
町の人々に冷やかされたり、励まされたりして照れ笑いを浮かべながら、男は愛しい人のもとへと向かう。
町外れで、男は愛しい人の姿を見つけ、花束を差し出しながら言う。
「やあ、愛しいキャサリン」
女性は一瞬驚いた後、微笑みを浮かべて言う。
「人違いじゃないかしら、私は……」
「いや、君はキャサリンだ」
そう言って、男は隠し持っていたハンマーを振り下ろす。
数分後、醜くなったそれを見下ろし男は思う。
ああ、やはり彼女もキャサリンではなかった――
悲しそうな顔をしていた男だったが、すぐに花束をもって幸福そうな足取りで歩き出す。
まだ見ぬ愛しい人に会うために。

 

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