ホーム » 小説 » 小説/か行 » 禁煙挫折者救済有限会社(スティーブン・キング)

777 名前:ダミアン 投稿日:2008/06/18(水) 18:54:56
S・キング「トウモロコシ畑の子どもたち」より
“禁煙挫折者救済有限会社”

主人公はヘビースモーカー。
ある日同じく愛煙家の友人と会い、彼が禁煙に成功したと知る。
禁煙挫折者救済(有)のお陰で、すっぱり止められたと言うのだ。
「完全に止められた。調子もいい。ただ、少し太っちゃったけどね」

半信半疑で主人公も入会するが契約後に禁煙の方法が、
主人公の日常を監視→喫煙すると連行して電気的拷問→再犯の度に嫁→息子に拷問の制裁、というものだと知る。
憤る主人公だが、会社は冷徹に禁煙プログラムを遂行する。


778 名前:ダミアン 投稿日:2008/06/18(水) 18:56:00
結局主人公は我慢しきれず煙草を吸うが、妻に制裁が及ぶに至って観念と反省、
多分に不本意ながら禁煙には無事成功する。
プログラム終了時に担当者から、
「禁煙者は口寂しさから食事が増え、太る傾向にある。
 弊社は顧客の健康第一、アフターフォローも万全。
 一定以上体重が増加すると、奥さんの指を切断します」
と告げられる。主人公は脅しではないと確信する。

しばらくして、紹介者の友人とその妻と出会う。
今となっては、友人に恨み言をする気もない。
ふと、主人公は友人の細君の手を見る。
彼女の右手の小指は無かった。

おや、今度はスリーセブンだ・・・


779 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/18(水) 19:18:07
毎度思うがキングは人が苦しむ方法や嫌がる方法を考えさせたら天才だよな

 

ナイトシフト〈2〉トウモロコシ畑の子供たち (扶桑社ミステリー)
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