デスパレートな妻たち/アップルワイト家

858 名前:1/5 :2008/08/27(水) 22:23:12
デスパレートな妻たち、シーズン2にも知的障害者の息子を持った母親が出ていたな。

シーズン2のその家族のプチあらすじ。

舞台であるウィステリア通りに、真夜中に越してきた黒人のアップルワイト家。
この家は母親であるベティと二人の息子、マシューとケイレブがいる。

この家族が真夜中に越してきたのは理由があった。
それは知的障害者であるケイレブが以前住んでいた街で
マシューの彼女だったメラニーを殺してしまったため、逃げるようにこの街に越してきたのだ。
ベティは息子を守るため、ケイレブを自宅の地下室に監禁し、表には一切出さないようにしていた。

シーズン半ばでケイレブは家を抜け出し、真夜中に近所にあるソリス家に侵入。
悪意は無いのだが、突然現れた黒人の大男に驚いた主婦ガブリエル・ソリスは階段から転落し流産。
子供が産めない身体になってしまう。

その騒動ののち、結局ケイレブは警察に家宅侵入の罪で捕まるが、ベティとマシューの策略で施設から救出される。
その後は地下室からは解放され、目張りされた二階の部屋に住むようになった。

しかし、近所に住む主婦のブリー・バン・デ・カンプがそのケイレブを発見。
それが近所に侵入した男だとわかったブリーは友人を集め警察に通報すべきかどうか相談することにした。


859 名前:2/5 :2008/08/27(水) 22:24:33
続き。
しかしブリーの娘、ダニエルはマシューと愛し合うようになっていた。
ブリーの息子であるアンドリューは以前ソリス家の主人、カルロス・ソリスの母親を
飲酒運転でひき殺したがそれを家族ぐるみで隠蔽した過去があった。
母ブリーがアップルワイト家の秘密を警察に言ってしまう事を恐れたダニエルはその過去をマシューに告白。
マシューからその事を聞いたベティは逆にブリーを脅迫し、ブリーもベティもお互いに秘密を守る事にした。

しばらくたった後、過去の殺人事件が明るみに出そうになってきたため、ベティはまた引っ越す事にした。
それをいやがるマシューはある作戦を実行した。

マシューは「ダニエルはおまえの事が好きなんだ。嫌がるだろうけどそれは嘘だ。
思いっきり抱きしめてやれ」とケイレブをそそのかした。
それを真に受けたケイレブは真夜中にダニエルの部屋に行くが、当然拒否。

泣き叫ぶダニエルの声を聞いたブリーはライフルを持ちダニエルの部屋へ。
なんとかケイレブを追い払い、娘がレイプされかかった事に怒り狂ったブリーはアップルワイト家へ殴り込み、
「もう秘密は守れない。あなたが引っ越さない限り、私はケイレブの事を警察に言う」と告げる。
マシューは興奮が収まらないダニエルを気遣い、二人で別室に向かうマシューとダニエル。
そしてベティは「わかった。なんとかする」とブリーに告げ、その場を収めた。


860 名前:3/5 :2008/08/27(水) 22:25:51
さらに続き

しかし別室で二人はほくそ笑む。
これは二人の策略で、「ケイレブが騒動を起こせば、ベティはケイレブを施設や病院に入れてしまい、
引っ越さなくてもよくなる」と考えた末に起こした罠だった。

しかしベティの「なんとかする」とはケイレブを殺す事だった。
「何もそこまでしなくても」と驚くマシューだったが、
「ケイレブにはこの世は辛すぎる。もっと幸せな世界へ行くのよ」と
確信的に言うベティには何も言うことが出来なかった。

毒入りのアイスを持ち、最後のハイキングへと向かうベティとケイレブ。
湖のほとりでアイスを食べさせながら最後の会話を楽しむ二人。
そこで、実はレイプ未遂事件はマシューの差し金だと発覚。
ベティは慌ててアイスを取り上げ、帰宅。
ケイレブを殺した事にし、安心するマシューを地下室を掃除するからと地下室に誘い込みそのまま監禁した。

その後、マシューの姿が見えない事を心配したダニエルがアップルワイト家を訪問。
そこでマシューが地下室に監禁されている事を知り、
ベティが食事の差し入れをしにきたスキにダニエルはベティを殴り倒し、マシューを助け出す。
どうしようもなくなった二人は手を取り合って駆け落ちしていく。

最愛の夫レックスを以前殺され、息子アンドリューも居なくなり、
娘のダニエルをも失いひとりぼっちになったブリーは一人精神病院へと入院する。


861 名前:4/5 :2008/08/27(水) 22:27:14
ついに警察は以前起きた殺人事件の犯人がケイレブであった事を突き止め、アップルワイト家へ突入。
ベティとケイレブは身柄を確保される。

最初は黙秘していたベティであったが、被害者の写真を見て驚く。
遺体にかかっていたジャケットはケイレブのものではなく、駆け落ちしていったマシューの物であった。

以前の殺人事件の真犯人はマシューだとわかったベティは、一緒にいるはずのダニエルの身を案じブリーに連絡。
そのことを知ったブリーは半狂乱になり、精神病院から脱走し自宅に向かう。

ちょうどその頃、金も尽きてきたマシューとダニエルは金を取りに自宅へ戻っていた。
自宅に母親ブリーの車が無い事を確認したダニエルは家の中に入り金を物色。
そしてタイミング良くブリーが自宅へ到着。
マシューは殺人犯であったとダニエルに告げ、こちらに来るよう哀願。

最初は信じなかったダニエルだったが、激昂したマシューは銃をブリーに向ける。
マシューが自分の母親に銃を向けている事に戸惑ったダニエルは泣き叫ぶが、
ブリーは「私の命で、この男が殺人犯だと娘がわかってくれるなら安い物。
ダニエル早く逃げなさい。外に行きなさい」と言い少しずつマシューに歩み寄っていく。

そして銃声。

息子マシューがブリーの家に居ることを知ったベティが警察に通報していたのだ。
到着した警察によってマシューは射殺され、この事件は幕を閉じた。
そしてベティはケイレブを連れ、ウィステリア通りを去っていった。


862 名前:5/5 :2008/08/27(水) 22:28:31
最初に起きた殺人事件では、ケイレブは確かにメラニーを殴り倒していたがまだ生きていた。
その後マシューが到着したが、メラニーは
「このことを警察に言ってほしくなければ私と復縁しろ。イヤなら警察へ行く」と言ったため
知的障害者である兄には収監生活はたれられない、とケイレブを守ろうとしたのか、マシューはメラニーを殺害。
その罪をケイレブに着せていた。

ケイレブに罪を着せていたマシューをベティが問い詰めたときの会話が悲しい。

マシュー「ケイレブに殴られて、メラニーは警察に言うって脅したんだ」
ベティ「だから殺してケイレブに罪をなすりつけたの。あたしにもそう思い込ませた」
マシュー「そうするしかなかったんだ。母さんはケイレブなら自首させない。守るってわかってた。」
ベティ「あんただって守ってた」
マシュー「そんな事は信じられるか。ケイレブほど、僕は母さんに愛されていない。ずっとそうだった」
ベティ「そうかもね・・・。あの子には私しかいないから。でもアンタは他の人からも愛して貰える。
    それぐらいわかるでしょ。あの子を愛せるのは私だけだって」
マシュー「そう信じてるんだよな・・・。それはわかるけど、やっぱり許せなかった。
     そのうち、許せる日が来るかもな」

シーズン序盤でケイレブがダニエルの事をかわいい、と言った時に
ベティは「あんたはそんな事考えちゃダメっていったでしょ。今度、女の子をかわいい、っていったら・・・」
ってベルトを持つシーンが怖かった。
そんな事で性欲は抑えられないだろうけど、難しい話だよな、こんなドラマ日本じゃ作れないだろうなー、と思った。
初めてあらすじ書くんで、読みづらかったらすいません。


866 名前:本当にあった怖い名無し :2008/08/27(水) 22:44:51
書き忘れた事が・・・。

この知的障害者ケイレブ役の役者。
最初はページ・ケネディという役者が演じていたんだけど、
噂ではブリー役のマーシア・クロスにちんこを見せたとかなんとかで、マーシアが激怒。
ページは降板させられ、ナショーン・キヤースになった事が後味悪い。

知的障害者役の役者も頭悪いのか、という事じゃなくて、この事を知るまで全然気付かなかった事。
よっぽど似てたのか、それとも黒人だから見分けがつかなかったのか・・・

 

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