八百屋お七

570 名前:本当にあった怖い名無し :2008/09/25(木) 21:18:45
自分が知ってる八百屋お七は、

町娘お七は、近所の火事で知り合った火消しの若者(とりあえず仁八)を好きになった。
仁八は寺に寄宿しており、たまに二人は逢い引きを楽しんでいたが、
お七はある夜どうしても仕事で籠っている仁八に会いたくなり、近所に放火した。
火消しに来た仁八がそれを知り、お七を「火付けの大悪党だ!」と役所に突き出した。
お七はあわれ町内引きずり回し?付火あぶりの刑に処された。


573 名前:本当にあった怖い名無し :2008/09/25(木) 21:34:13
>>570
なんかあんま後味悪くないんだがw

578 名前:本当にあった怖い名無し :2008/09/25(木) 22:23:00
>>573
八百屋お七は実在の人物、事件も実在。
いくつものバリエーションで歌舞伎や浄瑠璃になっている。
>>570のは自分は初めて聞いたバージョンだ。

八百屋のお七は、箱入り娘。大火で避難した寺で小姓に恋をするが、
当時の大店の箱入り娘は使用人の手引きが無ければ逢引なぞ不可能。
一目あの人に会いたい、また火事が起きれば同じ寺に避難することが
できて、あの人に会うことができると思いつめ、放火未遂。
当時、木造家屋ばかりがぎゅうぎゅうと建てられた江戸では火付けは未遂
でも一番苦しいと言われる火あぶりの刑。
お七は数えで16歳(満14歳)という若さで、それを哀れに思った奉行が
15歳以下は減刑というルールを適用してやろうと「お前は15だろう?」と聞いたのだが、
空気読めないお七は証拠まで出して16だと主張。
かくて、海岸の処刑場・鈴ヶ森にて火刑に処せられた。

というのが自分の覚えている話。

で、自分の覚えているバージョンで後味悪いのが、
実は、ここまで思い込んでハタ迷惑に行動しているお七の恋が、
実はチラと見かけた小姓に一目惚れしただけの片思いだった、というトコロ。


580 名前:本当にあった怖い名無し :2008/09/25(木) 22:26:04
問題はお七が可愛かったかブスだったかだな

 

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好色五人女―マンガ日本の古典 (24)
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