ウェルニッケ脳症
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417 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/30(木) 23:13:42
- 昔見たテレビ番組
「医療ミス」をとりあげてたもので、その被害者や遺族がインタビューを受けてたんだけど
そのうちの一人、記憶障害の男性の話が激しく後味が悪かった男性は事故により救急病院に運ばれ、そのまま手術を受け、その後点滴生活になる
やがて男性の妻は夫の奇妙な行動に気付く
それは昔のことをどんどん忘れてしまうことだった
医者に訴えても「一時的な問題」「おそらく頭でもうったんでしょう」と相手にせず
念のためMRIだのなんだのとするが結果は「異常なし」
さらにどんどん悪化していく夫
数分前のことすら覚えていられない状況になり、妻は転院を申し出る
そして知り合いの病院で検査してもらったけっか、
夫は「脳に栄養がいきわたらずに部分的に障害を起こしている」ということがわかった
要するに、病院が夫にしていた点滴の中に本来はいっていなければいけない栄養がはいっていなかったということその後、妻は裁判を起こすが、当の本人はまったく理解せず
インタビューが始まって数分後、突然「えっと・・この人たち、なに?」と言い出し
「実はこういう話なんですが・・」と説明する記者に「はぁ・・そうなんですか」と他人事のように返事をする
横で堪えきれず嗚咽をもらしながら泣き続ける妻
さらにしばらくすると「あれ?あの…誰ですか貴方たち?」と…本人はある意味幸せなのかもしれない
つらいことをどんどん忘れていけるんだから
でも「たとえこうなっても一生支えて行く」と断言した奥さんが不憫でしょうがない…
ちなみにこの件、被害者が敗訴(証拠不十分とかそんなかんじ)になって医者は一切罰されることはなかった
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418 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/30(木) 23:28:22
- >>417
うわー…いや、幸せじゃないだろう
辛いことを忘れられるかもだけど、幸せなことも忘れるんだから…
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431 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/31(金) 00:51:23
- >>417
たぶんウェルニッケ脳症というやつだ。ビタミンB1が欠乏すると起きる障害。
昔どっかの病院で点滴用の薬剤全部にビタミンB1を入れ忘れて患者が集団発生したことがあった。