地獄と極楽(中村ひろし)

145 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/25(木) 00:52:59
子供の頃に行ったある仏経?観光地で買った漫画の内容が
地獄に落とされた主人公の話なんだが
そいつは悪い事はしていないが、良い事もしていない男だったので
地獄の責め苦ではなく地獄の紹介をされる
地獄では針の山で苦しむ人、鬼に棍棒で殴殺されては生き返ってまた殴られるなどなど
永遠に終わらない責め苦に苦しむ人々を見せられる
たまらずそこから逃げ出した主人公とどさくさにいる地獄の住人達だったが
気づくと辺りには花が咲き美しい音楽の流れる場所にたどり着く
「?」と不思議に思う主人公達にに神々しい声が語りかける
「お前の親族がお金をかけて立派な供養をしたからお前は極楽に来たのだ」
それを聞いて涙を流して供養してくれた人達にお礼言う主人公
しかしその時、主人公と行動をともにしていた人達の足元には穴があき神々しい声が
「お前達は立派な供養もされていないから極楽には行けないのだ」
「そんなぁ~」と叫びながら地獄に落とされる人達
しかし悪行から地獄に落とされた地獄の住人の一人は落とされる事なくその場に
「?」と思うそいつに神々しい声が
「お前は悪行を重ね地獄に落ちたがお前の親族がお金を為立派な供養をしたから
お前はもう極楽行けるのです」
それを聞き涙を流して喜ぶ元地獄の住人
それを見て立派な供養してくれて本当にありがたいとまた親族に感謝する主人公
その後は幸せに極楽で暮らす主人公達。めでたしめでたし。

読み終わった後、子供ですら「金かけて立派な供養すれば悪人でも極楽にいけて」
供養のできない貧乏人は金貯めて何が何でも立派な供養しないとだめなのか?
おかしくないかソレ!?
と読んだ後に納得できない「地獄と極楽」漫画だった・・・


146 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/25(木) 00:56:46
まさに「地獄の沙汰も金次第」