自虐の詩(業田良家)
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809 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/07/21(月) 03:55:49
- これと似た話で、『自虐の詩』ってので同じことを思った。
最近あべちゃんで映画化もされたのでしってる人もおおいかも。女房と仕事もしないチンピラの夫婦の話。
女房は必死でパートするも、夫は働きもしない。
それどころか、気に入らないことがあるとちゃぶ台をひっくり返す。これだけでも気分悪いのに、もっと気分悪いのは、
その夫がなにかちょっとでも気を遣ったりするだけで美談のような扱いになること。最終回では女房が「幸福も不幸も同じ」「不幸にも意味がある」と悟り?を開いて終わる。
雑誌の作者へのインタビューでは「こんな愛の形もある」とかかかれてて後味悪かった。
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812 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/07/21(月) 07:45:30
- >>809
自分も初めはただのDV夫とだめんず女じゃねーか!と思ったんだけど、下巻を読んだら
何故あそこまでめちゃくちゃされても妻は耐えているのか、
夫は許されているのか納得できるエピソードが書かれてあったよ。
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831 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/07/22(火) 00:04:26
- >>812
原作読んでないのでよかったら
「何故あそこまでめちゃくちゃされても妻は耐えているのか、夫は許されているのか納得できるエピソード」
を教えて下さい。
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840 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/07/22(火) 01:20:31
- >>831
少女は離婚した父親の元で母の顔を知らずに育つが、
父親が借金まみれのロクデナシで小学生の頃から新聞配達をしてなんとか生活していた。
挙句、少女が中学三年生の冬に、父親は情婦との結婚資金のために銀行強盗をし、少女の目の前で警察に捕まる。
犯罪者の子供に対する世間の風当たりは強く、少女は中学卒業とともに一人、頼るあてもなく上京する。数年後、少女は落ちるところまで落ちて薬中の売春婦に成長していた。
そんな売春婦にヤクザが本気で惚れ、錯乱して自傷する売春婦を止め、
尽くしまくり、足を洗ってヤクザをやめ、薬もやめさせて一緒になった、それがこの夫婦。まあ、妻はアイデンティティを夫に尽くすことに見出している典型的な共依存ではあるんだが、
妻自身は何をされても本気で夫の言動に精神的・経済的重圧を感じてはいないので、
傍から見てどう見てもDVでも、彼らにとっては違うんだろうなあと思うよ。妻が、「それをDVとは思っていないけれど、精神的・経済的に重圧を感じている」のなら、
妻の自認とは関係なくDVだと思うんだが、
なんせこの妻、幼少期のどん底生活のせいでむちゃくちゃ打たれ強いからw
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841 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/07/22(火) 01:22:40
- じゃあこれは当人からすればまっすぐな愛の形なのか
今度漫画読んでみよう
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842 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/07/22(火) 01:27:10
- >>838
一応心の底では大事にしているw
妊娠した時はお腹に当たらないようにちゃぶ台をひっくり返したり、
妻が愛想尽かして出て行ったと思い込んで泣きながら電車追いかけたり。
それでも無職でギャンブル好きのチンピラには変わりないけどな
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849 名前:809 投稿日:2008/07/22(火) 10:09:15
- >842
>妊娠した時はお腹に当たらないようにちゃぶ台をひっくり返したり、そう!こういうのが美談扱いになるのがモヤモヤする。