ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その98 » 流血鬼(藤子・F・不二雄)

214 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/26(金) 04:02:24
藤子・F・不二雄 「流血鬼」

主人公の住む日本では、こんな噂が広まっていた。
「ルーマニアで発生した奇病が世界中に広まり、日本にも迫っている」
奇病の原因はとある新種のウィルスで、
そのウィルスに感染すると必ず死に、吸血鬼として蘇るのだという。
それは雑誌やテレビを始めとしたメディアでも大々的に報道されるが、
医学界では完全に否定されてしまっていた。

そんな中、やがてそのウィルスは日本にも上陸し、
ある夜、感染者によってガス状にされたウィルスが日本中に散布されてしまう。
たまたま幼馴染と釣りに出掛けていた主人公はその難を逃れて洞穴に非難するが、
どうやら町中の人間が吸血鬼と化してしまったらしかった。

吸血鬼は夜しか行動できないことを知っていた主人公たちは、
夜は洞穴にじっと閉じこもって身を潜ませ、
朝な昼な町へ繰り出しては木槌と杭で吸血鬼を退治していった。

しばらくそんな生活を続けていた主人公たちだったが、
ある日洞穴を発見され、幼馴染が吸血鬼にされてしまう。
唯一生き残った人間である主人公は、幼馴染の仇を討つため、
拠点を転々としながら吸血鬼たちを殺しまくっていた。


215 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/26(金) 04:03:20
しかし数では圧倒的に吸血鬼の方が上であるため、
主人公はほどなくして吸血鬼の群れに追い詰められてしまう。
その群れの中には、幼馴染の姿もあった。
「吸血鬼の世界は素晴らしい、あなたも早くなるべきだ」
と幼馴染は主人公を諭すが、
「汚らわしい吸血鬼になるくらいならいっそ死んだ方がマシだ」
と、主人公は人間である誇りにしがみついて聞く耳を持たない。
一方で幼馴染を始めとする吸血鬼たちは、
主人公が朝な昼な繰り返す残虐非道な吸血鬼狩りに対し、
「私たちが吸血鬼なら、あなたは流血鬼よ!」と罵る。

結局、抵抗も虚しく幼馴染の牙にかかる主人公。
しかし深い眠りから目覚めたとき、主人公は今まで体験したことない爽快感に包まれる。
主人公は言う。

「僕は間違っていたようだ。吸血鬼の世界がこんなにも素晴らしいものだなんて!」


217 名前:番組の途中ですが名無しです :2008/12/26(金) 05:19:50
>>214-215
後味悪いというか、ほんとこの人のはブラックな漫画多いね

218 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/26(金) 05:58:59
アイ・アム・レジェンドの翻案なだけだね。
漫画黎明期は断りを入れずに
海外小説や映画をぱくったものが多いよな。

223 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/26(金) 11:13:39
>>218
マンガだけじゃなく小説も結構やってたからある意味伝統なのかもね
乱歩なんて明らかな盗作なのに(今で言えばね)借用ですって言ってるからね
借りただけだってよw

 

藤子・F・不二雄少年SF短編集 (2) (小学館コロコロ文庫)
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藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編 1
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