ホーム » 小説 » 小説/な行 » 20000トンの精液(筒井康隆)

690 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/06(火) 10:03:31
そういや自分もエアセックスで思い出した短編小説

近未来、主人公の女は世界的大スターのAV女優だった
AVと言っても男優はおらず、全裸の女のまさにエアセックスを立体映像で映し出すという形
まるで目の前に実在するかのような女の嬌態に、世界中の男達は夢中になった
だが、女には本人しか知らないある秘密があった
AVトップスターとして君臨し、多数の作品で淫乱に演じながら、女は未だに処女だったのだ
男達は処女がゆえの色香を本能的に嗅ぎ分けているからこそ、自分を支持しているのだと女は気付いていた
女は移動中常にボディガードをそばに置いていた
行き過ぎた男性ファンを警戒しているのもあるが、それ以上に危険なのは女性達だった


691 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/06(火) 10:06:47
女の人気は世界規模、つまり世界中の男達が彼女に魅了されていた
同時にその妻や恋人など世界中の女達が彼女に嫉妬し憎んでいたのだ
ある久々の休日、女はボディガードと共に街に買い物に出た
楽しげに街を歩く女だが、やがてすれ違う男達の好奇の、女達の憎悪の視線に気付く
いたたまれず引き返そうとした女に一人の中年女性が近づき、売女と罵りながらいきなり掴みかかって来た
ボディガードに護られて大事には至らなかったが、周囲の嘲笑や中年女性の罵倒に女は愕然とする
自宅である高級マンションに戻り、疲れ切った女はエレベータの中でボディガードの肩にもたれ掛かった
それに深い意味は無かったし、ボディガードも無反応だった
しかし女がドアを開けながらもう帰っていいと声をかけた瞬間、いきなり押し倒され、部屋に押し入って来た

692 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/06(火) 10:12:33
戸惑う女にボディガードは「あんたが好きだったが仕事だから我慢していた。
だがさっき自分にしなだれかかってきたから我慢するのはやめる」と告げる
女はさっきのはそんなつもりじゃなかったと訴えるが、なにを今更と服を引き裂かれる
ついに女は泣き叫びながら、自分は実は処女だ、お願いだからやめてくれと懇願する
だがボディガードは世界的スターのAV女優がふざけるな、と冷たく言い放つ
薄暗く冷たい玄関で、世界中の男達が愛した女の処女膜が破られた

————————-
アホっぽい話だけど、非公開とはいえ処女のオーラで人気だったのにこれからどうすんだ… とか、
原文はなんかもっとやるせない描き方で色々モヤモヤした


695 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/06(火) 10:44:03
>690-692
筒井康隆の「20000トンの精液」だな

696 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/06(火) 10:44:47
処女のオーラ(笑)

いかにも男の発想だな。


697 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/06(火) 10:52:17
ざっと読みなおしたが、「処女のオーラ」なんてのじゃなく
過去に男に抱かれたことが無いから特定の男を想定しないまま
妄想でエアセックスするってのが人気のもとって感じだった。
ボディガードも
「娼婦役で売り出した生娘は生娘じゃないんだ 
 だいたい処女だろうが非処女だろうがそれはどうでもいいとるに足りないこと」
でレイプするんだ。

707 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/06(火) 14:21:26
>>690-692の小説って読んだ事あるけど何が言いたい小説だったんだか
さっぱり分からなかった。性の幻想で男を惑わせてた女が処女だっていうのが
皮肉だっつーことなのかな。

 

くたばれPTA (新潮文庫)
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