富嶽のいたところ(松本零士)

901 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/12(月) 06:37:21
松本零士が15年ぐらい前に書いた短編漫画
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あるSF漫画家が、近所の古本屋にいこうしたら、漫画家は不審に思いつつも、いきつけの古本屋にいく。
だが、古本屋もいつもの古本屋とは違う。裸電球で暗い。文章が旧字体。
そこで百科事典を読む。そこには驚愕の事実が。
「太平洋戦争で、大日本帝国が、ドイツ第三帝国並みの科学力を持ち超大型大陸間爆撃機「富嶽」を完成させ、
 十数機でNYを爆撃したりジェット戦闘機を多数実戦投入したりしている」
という面白半分に買おうとすると、通貨が通じない!。
漫画家は、どうやら自分が別の世界に紛れ込んだのかなと思う。
デジタル時計で購入する。
デジタル時計を見て、古本屋の店員が驚愕する。
古本屋の店主の娘から歴史を聞かされる。

この世界の日本は、漫画家がいた、元の世界の日本とはケタ違いの
科学力と工業力を、太平洋戦争前に持っていたため
太平洋戦争が1950年代まで続き、日本本土決戦をしたあげくに
本州以外はすべて欧米軍に占領され
かろうじて、日本である本州も「海洋国家連合軍」の武力占領下にある。
民族せん滅と徹底的な大虐殺を受けて、日本人総人口は3000万人に満たない。

オチは、漫画家が、二連装主砲戦車を撮影しようとして
占領軍の兵士から銃撃されるが、
娘が盾になってくれる。「あなたの世界、平和な日本に生まれたかった・・・」
といい息絶える娘

漫画家は追っ手から逃れるため全力疾走で逃げ出し、走ってるうちに元の世界に戻る。。。


902 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/12(月) 09:36:02
内容も解るし、後味の悪さも解るがいかんせん文章力がイマイチイマニ

>あるSF漫画家が、近所の古本屋にいこうしたら、漫画家は不審に思いつつも、いきつけの古本屋にいく
古本屋に行こうとすると、違和感を覚えたってことかな


903 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/12(月) 09:40:51
>>901
乙!おもしろかった。
でももっと落ち着いて、文章を読み返してから投稿するといいよ!

905 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/12(月) 09:57:39
凄い科学力を持っても負けるのかよ・・・

 

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