相棒/シーズン3第11話「ありふれた殺人?時効成立後に真犯人自首!?」

326 名前:1/2 :2009/01/21(水) 01:29:59
テレビドラマ「相棒」は、なかなかいい感じに後味の悪い話が多いです。
以下、既出かもわかりませんが…

※「相棒」とは、警視庁の陸の孤島のごとく扱われる「特命係」に属する、
 頭脳明晰な変人杉下右京と、その部下であり熱血漢の亀山薫の2人が
 様々な事件を解決するというのが基本的な話の筋。
(現在やっているシリーズで薫は舞台から去ってしまいましたが…)

ある日、薫は妙な男(A)にからまれる。
Aは、自分は誰かに殺されそうなので警察に保護してほしいと言い出す。
更に、自分はある殺人事件(両親の留守中、少女が何者かにより絞殺される)
の真犯人なのであると口走り、薫たちを混乱させる。
犯人にしか知りえないような事を知っており、本当に犯人なのだと思われた。
しかし、既に時効は成立しているので、その件については警察は手を出せず。
結局、Aはそのまま帰ってしまう。
殺された少女の年老いた両親は、(このあたりの理由があやふやです。すいません)
どこからか真犯人発見のニュースを聞きつけ、せっせと警察に足を運び、
どうか真犯人を教えてほしいと懇願しては断られるという日々を送る。
その様子に同情する薫。


327 名前:2/2 :2009/01/21(水) 01:32:56
その後、Aは他殺体となって自宅のアパートで発見される。
警察は、殺された少女の両親が犯人なのではないかと疑う。
両親に同情した薫が教えてしまったのではないかと責められるが、本当に教えていない。
責任を感じ、捜査に乗り出す薫(と右京)。

捜査の結果、実は、犯人はAの隣の部屋に住んでいた司法浪人(B)であった事が判明。
Aは、部屋に何枚ものレコードを所持しており、大音響で流すのが常だった。
勉強中に隣が騒がしくなるのに堪りかねてBは文句を言いに行くが、
そこで口論になり、揉みあった末に思わずAを殺してしまったのだった。
(口論の際、大音響で流す理由について、Aは「もう隠れて過ごすのはうんざりだ」
 という趣旨の事をわめいたのだという)

事件の解決後、娘を殺した犯人が死んだという事を知らず、両親は再び薫のもとへやってくる。
妻の体調が優れない為、おそらく来るのは今回が最後になるだろうと言う夫。
娘を殺した犯人を教えてほしい、訴える両親に、残酷な事実を告げる事もできず、
薫はただ「できません!」とつっぱねるしかない。
彼が苦しんでいる事を感じ取った両親は「あなたも苦しんでいるのでしょう…」
と言い残し、結局犯人の名前すら知る事ができないまま去っていった。
右京は、「あの姿を我々は忘れてはいけません」と言うのだった。

 

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