タロットウォーズ(氷室奈美)

410 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/14(土) 23:14:28
昔は大らかだったからなあ。
今だと出版社の自主検閲はいるんじゃないかな。

ヤバイと思った少女漫画がある。
キリストがにやけ面のいい加減な中年親父で
口八丁で他宗教の神や天使をそそのかしたり
美少年好きのバイでイケメン悪魔の尻を追いかけたり
最後は目星を付けた人間と悪魔を協力させてヤハウェを殺させる。


418 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/15(日) 00:13:48
氷室奈美でタロット・ウォーズ。
ちなみにホラー漫画雑誌に掲載されたオカルトもので、
主人公は脳天気、クール、天才オカマ、天才天然の人間。(キリストは主人公ではない)
キリストは彼女たちと悪魔にちょっかい出しつつ、
でもそれはノリでやってる…ように見せて真意があったって話になってる。
15年くらい前の漫画ですでに絶版、再版一切なし。
同雑誌の他作品は文庫化されてるけど、これは文庫化スルーされた。
無理なんだろうなあ…

420 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/15(日) 00:21:11
書いてて思い出した。
>>410の作品に出てくるエピソードで、主人公達の前世話がある。
全員アトランティス人で脳天気はがさつな種族、クールはエリートアマゾネス、
天才オカマは麻薬でらりぱっぱ、天才天然は神殿の巫女。

私の中で巫女のイメージは、清純で清らかな乙女もちろん処女だった。
しかし作品内の巫女=古代の巫女=無料売春婦。
神殿に訪れる祝福を望む男と全員寝るのが仕事。
いろんな男と寝まくるが、彼女に惚れたイケメンが
巫女としてではなく一人の人間同士でセックスしたいと言ってくる。
巫女も彼を愛していたが、自分の立場では信仰抜きのセックスはできないと苦悩する。
その間にイケメンは巫女=売春婦に惚れたことが噂になって妬んだ女達に殴り殺されてしまう。
彼の嘆きが巫女の元に届くが、巫女は神殿からは一歩も出られないので彼の霊を慰めることすらできない。
って話があっていろんな意味で驚愕した。


422 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/15(日) 00:57:17
>>420
ああ…後味悪かったなあ、それ。

その中のクールな子がメインの話で、ファッションデザイナーに
騙されて利用される話が後味悪かった。

クールメガネで、ちょっと言動がタカビー系なんだけど
あるとき、彼女のオフィスに若い男女二人組の新人デザイナーが訪れる。
占いでアドバイスをしてもらいたい、と。
(正直この辺は私も??だったがw)
アドバイスに従ってデザインをする二人は、徐々に注目を集めていく。
男の方が「君は笑った方がかわいいのに」とかそういうことをさりげなく言い始めて
ブランドを立ち上げるためのショーを出したいけど予算が…
という男に、クール少女がお金を投資。(占いで仕事してる)
ショーは大成功。二人組はマスコミから期待の新人扱いに。

男の方にも恋をほのめかされて頼りにされ、張り切って占ってはアドバイスする。
が、あるとき二人組が本当は恋人同士だということを知り
男が「あの高慢ちきな処女を適当にいい気持ちにさせてやるのも大変だ」
「そろそろキスくらいしてやろうかな」と女に言って、二人で
嗤っているところを見てしまう。

彼女はそれからもアドバイスを続け、業界大注目の2度目のショーが開催。
モデルが出てきた途端、会場の空気はシラーーっとなり、そのまま
ショーは終わってしまう。マスコミは「どうしようか」「あーあ、前回褒めちゃったよ…」
とか言いながらローテンションで帰って行く。

ガックリとうなだれる二人に、クール少女が高らかにざまーみろ宣言して終わり。
なんというか、主人公の視線からも全然スッキリしなかった。


423 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/15(日) 01:41:33
>>420
作品内の、っていうか、実際そうだからね。
ローマとかオリエントの神殿娼婦(巫女)&神殿男娼(神官)。

日本でも、斎宮みたいな本当に位の高い巫女は別にして
本来は神楽を舞う役職だった「白拍子」なんかも実質上「遊女」と同義語だったしね。

そもそも「処女」って言葉自体が、日本語でもそうだし、現地語でも
「未婚」を意味する単語であって「性経験がない」を指すわけではなかった。
(時代が下って貞操観が変わってくると、同一視されるようになったけど。)
世俗の特定の配偶者を持たない立場ということは、裏を返せば
一般の主婦のように一人の夫に操を立てておく制約がない身ということでもある。

マリア様に冠されるSaint Virgin(聖処女)の称号も、元はこういう
神殿処女=巫女=聖娼を指す用語だったという話を聞いたことがある。
(ちなみに、マリアは両親の子宝の願掛け時の誓いに沿い、幼少時から神殿育ち。)
それによると、処女懐胎はキリスト教独自の発想ではなく、既成信仰の踏襲で
「聖処女(=神殿娼婦)」が産んだ子、すなわち巫女の体を化身として女神が産んだ子
という形式に則ったものなんだそうな。
聖書に出てくる「見よ、処女が身ごもってる」という台詞も
ヘブライ語からラテン語へ訳す時に、単なる「未婚娘が身ごもってる」という意味だったのが
「男と交わったことがないのに妊娠してる」という語句に置き換わって
ワケワカメな不可思議現象の文章になってしまったと。


430 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/15(日) 12:05:40
>>423
欧米圏では「処女受胎」というと
婚前交渉、婚外交渉などの結果による受胎を示す隠語ともなってる。

まぁ転じてマリアは娼婦だったと貶める手合いも居るんだがw

 

タロットウォーズ 1 (ホーム社漫画文庫) (HMB H 3-1)
タロットウォーズ 1
(ホーム社漫画文庫)(全5巻)