仮面ライダー555
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732 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/04(月) 21:35:39
- 後味の悪い特撮といえば仮面ライダー555。
ネタバレスマン。事故や事件で一度命を落とし、蘇った人間は化け物と同じ姿に変化し、
人間の力を遥かに超越した能力を持つ「オルフェノク」になることができる。
その力で人間を襲うオルフェノクやそれを統括する大企業がある一方、
生前と同様普通の人間として暮らすことを選んだオルフェノクもいる。
主人公の仮面ライダーも実はこのオルフェノクだった…と中盤で明らかに。
細かい設定はすっ飛ばして、(人間にもこの人間でありたいオルフェノクを騙して
実験材料にするヤツがいたり、いじめで亡くなり蘇った少女が、
初恋を成就できないまま死んでいったりなど、ストーリーにも救いが無いのが非常に多い)
最終的にはオルフェノクは人間の進化系だが、急激な進化のためにしばらくすれば
灰になって消えてしまう不治の病のような運命を背負っている。
それを止められるのはオルフェノクの王だけ。
だが、オルフェノクの王は目覚めるために同じオルフェノクを餌として食い、
また目覚めた後、命を助けてもらったオルフェノクは二度と人間に戻れない。
そして主人公は同じオルフェノクの親友の命を代償に王を倒し、
自分は限られたわずかな未来の夢を人間の友人に語る…てとこで本編は終了。人間を襲っていたオルフェノクはまだしも、
人間でいようとしてたオルフェノクまで全滅する未来しか無い…というのが
あまりにも救いがない。