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123 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/05(日) 20:31:10
前に図書館で見かけた絵本が後味悪かった
タイトルは「ねんどの神様」
作者はズッコケ三人組の那須正幹
ちょっとうろ覚えになってる部分もあるけどあらすじを書いておく

戦争が終わってすぐの時期、田舎の小学校の図工の時間
みんな楽しく色々なものを作っていたが、
ケンイチという少年だけはずんぐりした鬼のようなものをつくっていた
先生がそれは何かと聞くとケンイチは「神様」だという
戦争でお金をもうけようとしたりしたひとを罰する神様だと
ケンイチは田舎に疎開していたが空襲でケンイチ以外の家族は全滅していた
そんなケンイチの作った神様を校長先生はとても気に入って、
ケンイチが親戚を頼って田舎を出て行った後も校長室に置いて自慢していた
しかしそんな神様もいつか忘れられ、小学校は廃校になった

それから何十年と経ってから、神様は突然大きくなって動き出した
そして首都圏へ向かって歩き出す
勿論パニックになる首都圏
そんなニュースを見ながら、自衛隊が武器を使って神様を撃退することを電話で同意している男がいた
それは大人になったケンイチだった
武器を作って売る会社の社長になっていた
しかし武器を使われても神様はひるまず、どんどん都心へ近づいてくる
たどり着いたところはケンイチのいるビルの目の前だった
ケンイチは神様が自分が戦争で金儲けをする人間になったから殺しに来たのだろうと言う
神様は「僕を作ったのはケンイチだから、そんなことはできない。でもケンイチは変わってしまったね」と告げる
ケンイチは神様にどうか元の姿に戻ってほしいと頼む
神様はその願いを聞き入れ、ねんどの小さな像の姿に戻る
ケンイチはそれを見届けると外に飛び出し、神様を叩き壊した
ケンイチの中で自分の作った神様はしこりとして何年も残っていたのだ
でもこれで神様はもういない、心置きなく武器を売って戦争で金儲けができると独白するケンイチで終わり

ケンイチが心を入れ替えるものだとばかり思っていたから、この結末が後味が悪くてしょうがなかった


127 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/05(日) 21:22:03
>>123
正統派の後味の悪さだな

128 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/05(日) 21:28:25
絵本でそのオチかよ 鍛えられるな

129 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/05(日) 22:17:42
社長になったケンイチのサクセスストーリー

132 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/05(日) 23:03:15
123です
本当に絵本です
図書館で子供向けの本コーナーに置かれていました
大人が読んでもいいものだとは思いますが、小さい頃にこれ読むとトラウマになりそうですね
イラストは「となりのせきのますだくん」と同じ人が描いていました
ますだくんの話はカラフルな絵だったのですが、ねんどの神様はかなり暗い色調で大きくなった神様も怖かった
そしてズッコケ三人組に慣れ親しんでいたので同じ作者が書いたっていうのも結構ショックだった

 

ねんどの神さま (えほんはともだち (27))
ねんどの神さま
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