ブレイブ・ストーリー(宮部みゆき)
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35 名前:ブレイブストーリー :2009/08/17(月) 22:24:59
- 宮部みゆきのブレイブ・ストーリーの前半一部分
主人公のワタル(小学生)は父親と母親の三人で暮らしている
ある日、酒屋の友人づてに父親に愛人がいるらしいという噂を耳にする
噂は本当で、父親はワタルと母親を捨てて愛人の元に走ってしまう
ワタル母子は絶望のどん底に突き落とされるある日、一本の電話がくる
歯医者で麻酔を受けたばかりで喋れないワタルだったが、
手が空かず電話に出られない母親の代わりに受話器を取る
電話をしてきたのは、父親の愛人Aだった「もしもし母親さん?私、Aですけど。はやく彼と別れて下さいよ。
彼、私の娘(前夫との)を自分の子供のように可愛がってくれてるんですよ。
それに、私のお腹には彼の赤ちゃんがいるんです」以下、延々と父親がどれだけ自分たちを愛しているか語り続けるA
ワタルは麻酔で痺れる口を必死で開き、「…ぼくはおかあひゃんじゃありまふぇん。ぼくは、みたに、わたるれふっ!」
受話器の向こうでAがハッと息を呑むのが聞こえ、そのまま電話は切れる
実は父親とAが大学時代に付き合っていて、それを寝とったのが母親っていう背景もあるんだけど、
ワタルがどんな想いでAの話を聞いていたのか(自分を捨てて別の子供を愛している父親とか)と思うと
後半の異世界での大冒険を純粋に楽しめないくらい後味悪い
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37 名前:本当にあった怖い名無し :2009/08/17(月) 22:58:11
- >>35
てかブレイブストーリーってそこら辺のもやもやも含めてワタルが大人になっていく
過程をファンタジー世界を通して描いていく物語だろ。