六才橋

896 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/08(火) 14:45:47
後味の悪い実話。
ウチの近所の橋の話なんだが。
その橋は何度掛け直しても、すぐ流されてしまう。
そこで高名なお坊さん?に観て戴いたところ、例の如く
『6歳の子供を人柱に立てれば橋は流されなくなる』と出た。
そこで名乗りを上げたのが、近所に住む信心深いおじいさん。
『私の孫は6歳なので、どうぞ私の孫を人柱にして下さい』と。
そしてその子は人柱にされ、それ以後橋は流されなくなった。
何が後味悪いって、自分が信心深いからって孫を人柱に差し出すじいさん。
そんなに信心深いなら、てめえがなれよと。

因みに今現在でもこの子の鎮魂際は営まれている。


898 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/08(火) 14:53:17
>>896
それいつの時代の話なんですか?

899 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/08(火) 15:04:20
昔の話だろうな。

今の道徳観や価値観で昔の人を断罪してもなあ。
それはちょっと違うだろと。


900 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/08(火) 15:06:12
ちょっと違うだろうけどやりきれない
だからこそ後味が悪いのさ

902 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/08(火) 15:16:22
>>898
江戸時代位?確か近くの立て看板には詳しく書いてあったけど覚えてないw

こういう人柱的な話って普通、村なりなんなりから指名されてなるものが多いと思う。
私が後味悪く思うのって、このじいさんが自ら名乗りを上げているところ。
で、『なんと素晴らしい信心であることよ』みたいに後世に伝わっているところなんですよね。


904 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/08(火) 16:30:58
>>896
じじぃと坊さんで結託してたりしてな。

906 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/08(火) 17:11:58
>>896
>
そしてその子は人柱にされ、それ以後橋は流されなくなった。
>
効果絶大じゃねーか