百鬼夜行抄/鬼の面(今市子)
シリーズとしては霊感一族の飯島律と従姉や彼らを取り巻く人たちや
物の怪が起こす怪奇や因縁を描いるけど、時々救いようのない不条理な物語の時もある。
実際は色んな登場人物の因縁が関わるけど、
ややこしくなるから端折って ...
百鬼夜行抄/人形供養(今市子)
大学院生の晶は霊感少女として学校内で有名だった。
けれど霊感が強いだけで特別なことはできないので、
なるべく幽霊にかかわらないように生活している。
ある日大学の後輩の奈々江に、「私の家族が変だから助けて欲しい」と言 ...
不安の種+(中山昌亮)
親の実家である田舎に遊びに来ている主人公の女の子。
地元の、歳の近い友達(同い年くらいの女の子と、その弟)も出来た。
二人とも気さくで、主人公と非常に仲が良くなった。
時折、その姉弟の家に、夕飯のお裾分けを持っていくお使いを頼まれてい ...
ミノタウロスの皿(藤子・F・不二雄)
藤子・F・不二雄の「ミノタウロスの皿」が
凄い後味が悪かったのを強烈に覚えてる。364 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/28(火) 08:51:37wikiより
「ミノタウロスの皿」
宇宙船の事故で、主人公は地球によく似た惑星に緊急着 ...
コロリころげた木の根っ子(藤子・F・不二雄)
妻を虐げている暴君な夫が、
「それでもね、俺は、あいつを愛してるんだよ。かわいいやつさ。あいつもそれをわかってくれている。」
と、知人に、妻が毎日用意してくれる好物の刺身を前に、これも妻が買ってくれた小猿を撫でながら言う。
へえ、そ ...
ザ・シェフ(加藤唯史)
流れの料理人味沢が助手を連れて、あるお金持ちの屋敷に料理を作りに行く。
途中、道を聞いた八百屋では「あそこに行ったひとはみなノイローゼになると…」言われたりしつつ、
どうにか屋敷につくと執事が出迎えてくれた。
その家では昨年娘が自殺し ...
ゴルゴ13/第131話「英雄都市」(さいとうたかを)
ただし、そのターゲットは自分自身だった。
老人はかつてソ連軍にいたが、家族を捨ててドイツへ亡命してしまった。
孤独ではあったが自由な生活を満喫できたのだが、
それでも年を取るにつれて故郷が恋しくてしかたがない。
我 ...
観用少女/ポプリ・ドール(川原由美子)
少女漫画だから、苦手な人はスルーしてくれ。
少し未来、とある街の店で「観用少女」と呼ばれる愛玩物が売られている。
これはその名の通り美しい少女の姿をした生き人形で、
法外な値段で取引される代わり、気に入った相手には極上の笑顔を返してくれるというもの ...
ココア(御茶漬海苔)
主人公女は若いカップル(夫婦?)で、二人暮らし。
男の方が、夜中に父が病気で急遽田舎に帰ることになった。
「寒いなあ」と言いながら冷蔵庫を漁ると、物を溜め込む癖のある彼の買い置きらしい缶ココアがある。
主人公は「ちょっと古そうだけど大丈夫よね」とそれを火 ...
ミッドナイトディメンション(魔夜峰央)
とある寄宿舎学校が舞台で、その学園の植物園に空いている、異次元に通じる穴を
創立者の孫かなんかであるミラン少年が秘密裏に管理している。
穴にはフタがしてあるが、時々怪物が出てきてしまったり、放射能漏れのように
外 ...